野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

人混みは苦手だけどね

南森町、というより大阪天満宮の近くに、コメノハナという日本酒が充実しまくりの立ち飲み屋がある。立ち飲みとは言ってもずいぶんと小綺麗だし、アテもなんだか洒落たものがあれこれあって、いやまったく困ったものだ。
ところで二十何年ぶりかで造幣局の通り抜けに行ってみたのだが、天満橋駅から大川を渡って南側の門から入り、北側の入り口に抜ける、あるいは大川に沿って天満橋に戻ってくる、というルートになっているのだな。かすかな記憶によれば、昔はJR桜ノ宮駅から行って、北側の入り口から入り、別に一方通行にもなってなかったように思うのだけど。

とりあえず、思いつく限りのありとあらゆる食べ物が屋台で売られているのには仰天した。これも時代の流れでごさいますな。知らんけど。

レイチェルは生きていた

ベルが鳴るとヨダレをたらす犬のように、新幹線に乗るとビールを飲んでしまうものだが、今日はひとつ飲まずに帰ってみよう。というわけで、新幹線に乗る前に品川駅のスターバックスでドリップコーヒーをデカフェで注文したら、「20分ほどかかります」と言われて驚愕した。あまりに驚いて絶句していたら、「ラテならすぐにできます」とのこと。なんでやねん。あんたらデカフェのラテ作り置きしてんのか。
そんな感じでビールも飲まずに帰宅。たまたまWOWOWでやっていた映画『アイ・スパイ』を何となく観はじめて、なんだか面白かったので結局そのまま最後まで観てしまった。

実に見事なバカ映画。スパイ・アクション・コメディというべきか。盗まれたステルス戦闘機を取り戻すのに、なんでスパイとヘヴィ級ボクサーが組まないといけないのかさっぱり理解できないが、まあその辺も含めてナイスなバカ映画ってことで。しかし久しぶりに見たなエディ・マーフィー。相変わらずテンポの良い喋りだわ。

いっそ豚まん所を作るっていう手もある

翌朝9時から千葉県某所の客先で打ち合わ、せ、なんてことになると、さすがに前泊せざるを得ないわけで。泊まりの出張は面倒なのでできるだけ避けているのだが、まあ致し方なかろう。
ところで最近、新大阪駅の構内にあれこれ店が出来ているJR東日本ecuteにはまだまだ及ばないが、まあがんばっているのではないかと思う。で、神座が入ってるのな。むかし関空に入ってて、海外出張に行く前とか帰ってきた後なんかによく行ったものだが、いつの間にか撤退していたのよな。こんなところで復活していたとは。
てことで神座にて早めの晩飯。それにしても神座、そんなむちゃくちゃ美味いとは思わないのだけど、そこにあったら何となく食べたくなる、不思議な味だな。
新幹線は3列シートのA席を予約した。予約した時はBもCも空いていたのに、わたくしの後に男女の二人組がBCに乗ってきた。まあそれは良い。けど、新幹線で551の豚まんを食うな。まあどうしてもっていうんなら百歩譲って食べても良いけど(やっぱり美味いしね)、俺様の隣で食うな。喫煙所か便所で食え。
軽い殺意を覚えつつも、なんとか東京まで刃傷沙汰も起こさず無事にたどり着いた。
でこっからがまた長いのよな。てか京葉線への乗り換えって、死ぬほど遠いな。シャトルバスぐらい出してもええんちゃうか。
快速電車に1時間少々乗って、やって来ました千葉県某所。到着してホテルにチェックインしたのは22時過ぎ。こら遠いわ…
まあこの際なので、軽くプシっとね。

再帰するびちゃびちゃ

50歳になったので、「夫婦50割引」を使うと2人2,200円で映画を観られる。おっさんになるのも悪いことばかりじゃない。この特典を利用して『ゴースト・イン・ザ・シェル』を観てきた。
youtu.be
近所のイオンシネマで席を予約していったけど、ガラガラで別に予約なんぞ要らんかったな。日曜日の午後にあんなんで、大丈夫かイオンシネマ
さてこの映画、たまたま見かけたトレーラーが何となく良さげだったのでちょいと観てみたいなと思ったわけだが、原作はアレですね、『攻殻機動隊』。とはいうものの、それについてはわたくしほとんど何も知らない。知らないけれども、あのとにかくサイバーパンクな映像と音響に圧倒された。それとスカーレット・ヨハンソンのビジュアルね。クールっすわ。あれはやはり映画館まで足を運んで観るべき作品かと。世界のキタノが役者としてはちょっと?てあたりはまあ、ご愛嬌ってことで。
しかしアレだね、サイバーパンクなだけではなく全体に結構びちゃびちゃで水っぽい映像がどうしてもタルコフスキーを連想させる。特に少佐が巨大な水たまりでトラック運転手をタコ殴りにするシーンは『ノスタルジア』だし、建物の中の様子は『ストーカー』風。これって実写版ならではのテイストなのか?と『攻殻機動隊』にはちょっとうるさい妻に訊くと、もともとアニメ版がびちょびちょなんだそうだ。あれまそうなの?と思ってちょいと調べてみたら、押井守監督は「アニメでタルコフスキーみたいなことをやりたかった」と。
http://www.isis.ne.jp/seigowchannel/archives/2007/03/21.html
おお、やっぱり。タルコフスキーが一回りして実写に戻ってきたわけだ。
これやっぱり、アニメ版も観なあかんかなぁ…

鴨うまいよね

米国の確定申告書類をEMSで送るために、大阪中央郵便局へ行こうとしたのだが、大阪駅の桜橋口あたりまで行ってから、そういえば移転していたのだということをすっかり失念していた。で、実は移転先が駅前第1ビルだということは知らなかった。
種類は無事に発送完了。料金2,000円ってのは、アメリカまでということを考えれば、まあ安いような気もするな。
さて夜は某所で鴨鍋を貪った。いやまことに結構な鴨鍋であった。あまりにも結構だったので写真はまったく残っていない。
ちなみに某所に集合する前に、少しばかり時間があったので一人ゼロ次会を敢行した。ずいぶん長いこと行ってなかったFeelgood Factorにて、プレストンエールのIPAを一杯。
f:id:neubauten:20170408170907j:plain
日商店街のFeelgood Factorの隣にはスペインバルのハポロコも移転してきて、しかも土曜日は昼間も開いている。それはとても嬉しいことなのだけど、Feelgood Factorで一杯やっときながら隣のハポロコを素通りするのに、何となく後ろめたい思いをするってのはなんだか理不尽じゃないか。

あいつ警察でも広報やってるよ

金曜日だし一杯やりたいなと思わんでもないのだが、まあやめとこう。これで今週もなんとか休肝日を2日確保できた。

そんな時はHDDにたまった映画を観る。というわけで『ロクヨン』の前編。 

64-ロクヨン-前編 通常版DVD

64-ロクヨン-前編 通常版DVD

 

原作は昨年読んだ。どんな感じになるんかいなと思ったら、あの辛気臭い雰囲気も含めて、かなり原作に忠実な感じだ。主役の三上が佐藤浩市ってのも、あの屈託を抱えながらも横柄でふてぶてしいキャラクターに実によく合っている。その他キャストもずいぶんと豪華だ。まあ全体に年齢層が高いけども。ひと昔前の人気役者をどばっと投入したという感じ。みんな歳とったね。

早いうちに後編も観ないとな。

次はキッシュも行ってみよう

のぞみ210号で東京へ日帰り出張。品川駅で降りたら、山手線(または京浜東北線)に乗り換える前にecuteで昼食を調達する。BOULANGERIE LA TERREというパン屋の「無添加ハム&レタスと自家製卵サラダのサンド」というやつがなかなか美味いので、最近よく買っている。税込411円という値段も、まあまあ値ごろと言えなくはないだろう。キッシュもなかなか美味そうなのだが、ついサンドイッチばかり買ってしまう。

新幹線から改札を通ってJRの在来線に乗り換えるときに、新幹線のどの車両に乗っていたかによってecuteへ行くルートが異なる。大阪寄りの車両に乗っていれば、乗り換え口を通過するだけで行ける。が、東京寄りの車両(数字の大きい号車)に乗っていた場合は、いったん改札を出ないとecuteにたどり着けない。いやもちろん改札を出なくても行けるのだけど、ホームを延々と歩いて行かねばならず、遠回りだ。この辺の事が、最近になってやっとわかってきた。

ああそれにしてもSuica。  VIEWカードを持たない限り、現金でしかチャージできないというのは微妙に不便だ。iPhone 7NFCに対応して、ApplePayでSuicaにチャージできるようになった、と騒いでいる人々を見て、それがどないしてん、などと思っていたが、なるほどこりゃ画期的じゃないか。今年の10月あたりの事について、少しばかり考えてみたほうが良いのかもしれんなあ。