野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

気づいてみれば鶏ばかり

天気予報では日曜日にハリケーンが来るなんて言っている。ハリケーンてあんた。

朝から曇天で今にも雨が降り出しそう。確かに雨雲レーダーでは、あと20分もすれば雨が降り出すと。というかすでにぽちぽち来ている。これでは脂肪燃焼アクティビティは断念せざるを得ないか。と思ったが、木・金と東京で連日焼鳥を貪ったので体重は高止まり。少し降ってはいるがハリケーンよりはマシだろう、ということで雨の中無理くり強行突破で10kmラン。あまり気分の良いものではないが、それでも暑いよりは格段に走りやすいな。

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予約を入れていたので、雨の中歯医者へ。やっとのことで左上の奥歯にインレーを入れてもらった。いやこれはもう、インレーではなくてクラウンというべきか。その辺はまあどっちでも良いけど、電話を受けたスタッフに指示を出しながら治療されると、やっぱりちょっと不安なんですけど。それから、こっちの口の中に手を突っ込んでるのにいろいろ話しかけられても、返事なんてできないんですが。まあハナから返事なんて期待してない、大きな独り言だってんならそれでも構いませんけどね…

この3連休は生憎の天気です、てな予報だったので、用事はできるだけ土曜日に済ませ、日月は家にこもって過ごすつもりにしている。ついでに保存食も用意するか、ということでまたコンフィを作ってみた。今回は鶏のもも肉だ。このコンフィというやつはあまりフォトジェニックではないので、写真は撮ってない。が、味の方はなかなか良い出来だと思う。本来は冷ましたものを食すものであるはずだが、冷ます前のものを味見したら美味すぎて、ほんの一切れのつもりが1/3ほども食べてしまった。どこが保存食なんだか。

さてどんな味になりますやら。

またオオカミが来たらしいぜ

隣の三代目がまた飛ばしやがったか。でJアラート発動。東京には出てないけど、なぜか電車が遅れていた。まあ東京の電車なんて、常にどこかで遅れが発生してるけどね。

昨晩大井町で焼鳥を食べたばかりだが、本日は浜松町で焼鳥だ。まあ別に良いけどね。「香るエール」が飲み放題だったし。店は「車」だったのだけど、東京にもあるとは知らなんだ。それにしても、左上の奥歯がまだ仮の詰め物なので、地鶏もも炭火焼きを食べるのには気を使う。

スタートが17時半とけっこう早めだったので、しっかり2時間飲めて、それから東京20:00発ののぞみで余裕を持って帰ることができた。浜松町で飲んで帰るのに、なぜ品川ではなくて東京発にしたのだ、と訝る向きもあろうが別に深い意味はなくて、うっかり間違えたというだけの話だ。

さすがに金曜日の夜の新幹線は混んでいる。普通車が満席だったのでグリーン特典でアップグレードし、電源も確保したが、乗って割とすぐに寝落ちしてしまい、とても仕事どころではなかった。

てな感じで今週もあっという間に終わってしまいましたですねえ。お疲れ様っした。

やっぱりコンサバなんだよな

長岡に出張するのは、これでもう3回目。てなことになると、それなりにコツもつかんできて、て何のコツなんだかよくわからないけど、とりあえず大阪から日帰りてのはできるだけ避けて、前日から東京まで来ておくか、翌日に東京での用事を入れて(というか東京での用事の前日にアポを入れて)その日は東京に泊まる、という段取りにしておくのがよろしい。大阪から日帰りてのも不可能ではないが、できれば避けたい。
で東京での宿は、いつものヴィアイン大井町。そして何だかゴチャゴチャした界隈にある焼鳥屋で一杯やるわけだ。
この焼鳥屋は、わりと安くてうまいのでわたくしのお気に入りなのだが、本日の生ビールは、かすかに酸っぱいフレイバーが感じられた。保存状態にちと問題があるんでしょうな。まあ、そういうこともあるだろう。そんな時は瓶ビールに切り替えるのだ。それにしても瓶ビールと一緒に出されるグラスってのは、なんであんなに小さいのかね。生ビールのジョッキをそのまま置いといてくれれば、それに入れて飲んだのに。店としても余分な洗い物がひとつ減るわけで、これこそWin-Winてやつでしょうが。
まあそれは良いとして、この焼鳥屋の至近に肉屋がやっている立ち飲み(たぶん)がある。これが気になって仕方がない。次回は是非、ここを攻めてみたいと思う次第である。

9はどこ行ったのよ

また堺の「浜浪」で職場の飲み会だ。ここは長崎チャンポンの店と言いながら、刺身も美味かったりするから油断がならない。もちろんチャンポンも皿うどんも、ついでに炒飯もかなり美味い。この店の最寄駅は南海本線の湊で、最寄駅が高野線の堺東、ただしけっこう遠い、てな場所に職場があるわたくしどもにとっては地味にアクセスが悪い。バスに乗ったり電車を乗り換えたり、てなことをするぐらいなら、諦めて歩いた方が早い。途中で紀州街道を通るのだが、なんか単なる脇道ぐらいの扱いしか受けてないような。しかしこのあたり独特の雰囲気がありますな。周囲に神社仏閣もちらほらと。まあ歴史を感じますわね。

それにしても新しいiPhone、7sをすっ飛ばしていきなり8に行く、てのは前からあった噂通りだが、それに加えてさらにXまで行ってしまうとは。これでiPhoneは終わりなのか?来年どうするつもりだ。Xsにするのか、あるいはXIか。それともイヌ科の動物の名前でも付けるのか。
どうでも良いけど、iPhone 8の安い方のモデル、ストレージは128GBにしてほしかったなぁ。

軋んでますねえ

『3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」成功への道』とはまた、何とも胡散臭いタイトルじゃないか。

3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」成功への道

3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」成功への道

と思ったけど、読んでみたら意外と面白い。
ビジネスプロデュース、つまり事業創造なんてのは、まあ大抵の場合うまくいかないものだ。理由はいろいろあるけれども、そもそもプランそのものの出来が良くない、というのが大きいと。ではそのプランニングはどうすりゃ良いのさ、という辺りからあれこれと書いてくれている。まずテーマというかターゲットというか事業コンセプトをどうするか。これには「社会的課題を解決する」という視座が必要であると。でこの「社会的課題」てやつの把握からして、考えが浅いと全然ダメ、てなあたり割と深く納得したり。
そしてこの本でもまたビジネスモデルの話が出てくるわけだけども、ちょっと面白いのは「フック」と「回収エンジン」というフレームで考えているところ。「フック」は顧客を引きつける仕掛け、「回収エンジン」は儲ける仕組み、だ。ざっくり言うと、フックと回収エンジンは、ビジネスモデルキャンバスのValue PropositionとRevenue Stream + Cost Structure、にそれぞれ対応するんじゃなかろうか。ひと昔前の、まだ人々が「愚」という貴い徳を持っていて、世の中が今のように激しく軋み合わない時代には、フックと回収エンジンはほぼ一体だった。しかし今やそれは別々に考えなければならない。そしてこの二つは遠ければ遠いほど良い、と。でこのフックと回収エンジンをつなぐのが戦略である、っちゅうわけですな。なるほどねぇ。その戦略の事例として紹介されるのが、インテルボッシュ、クァルコムのケース。あいつらこんな事しとったんかと感心した。いや、恐れ入りました。

タランティーノけっこうデカいな

SMAPの「裏切り者」コントなんて大して面白くないと書いたばかりだけど、あらためて見たら、けっこう面白いなこれ。しかもタランティーノが出てた回もあったのか…

当時『レザボア・ドッグス』なんて知らなかったから、このパロディの意味もわからんかったのよな。なんでブルーとかピンクとかいうとんねんこいつら、ぐらいなもんで。

ところで昨日、書店へ行った時に、ちょっと手が滑って本来の用事と違うものにまで手を出してしまった。

本を買うと置き場所に困るので、できるだけkindleで読むようにしている。けどこの手の、ミーツ・リージョナルみたいなやつはやっぱり紙で読みたい。かさばるけどな…
ひとりゼロ次会、というようなアホなことをやっているのは何もわたくしだけではない、ということがわかって安心した。とりあえずあの店とかあの店は、いずれ現地調査が必要だ。

色つきの男たち

「この中にひとり」と言えば嘉門達夫、だ。
ゴレンジャーの中にひとり、裏切り者がおる、お前やろ!てのが『レザボア・ドッグス』だ。

レザボア・ドッグス [DVD]

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すいません嘘です。そんなことないです。そもそも色がついてるのは5人でなくて6人だし。ところで昔SMAPがやってた「裏切り者」のコントってこれのパロディだったのな。もっともあのコントは、ちーとも面白くなかったけど。
それにしてもタランティーノ映画、終わる頃には登場人物の大半が死んでるてのはこの当時からだったのだな。誰が嘘を言ってるんだかよくわからず、疑心暗鬼で殺し合い、なんて『ヘイトフル・エイト』でも相変わらずだ。そして初っ端はマドンナの『ライク・ア・バージン』の歌詞についての珍解釈。このどうでも良いディテールとか、時間を遡って行くことで徐々にストーリーが見えてくる、てあたりは『パルプ・フィクション』だし。そして、事の成り行きがわかってくるにつれて、「アカンやんお前ら…」と呆れ、見終わったら「何じゃそら」となる。ナイスな映画ですな。