野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Krosa口ほどにもないんちゃうの

超大型の台風10号が接近中で、大阪も午後から大雨、という予報だったので、本格的に降り出さないうちに帰ってしまわねば、ということで朝8時前ぐらいに鳥取を出発した。高速道路は大渋滞していてひょっとすると一般道を走ることになるかもしれんな、などと考えていたのだが実際のところは渋滞なんぞまったく無く、これ以上ないぐらいに順調で10時半ごろには茨木に着いてしまった。スーパーへ寄って昼食を含めた食料品の買い出しをして、帰宅したのが11時過ぎ。片付けをしたら、3食分ほどの味噌汁を作って昼食だ。
結局、午後からずっと家にこもっていたわけだが、やったことといえば昼寝と晩飯の準備ぐらいか。あんなにたっぷり時間があったのに、いったい何なんだ。男前豆腐のケンちゃんを、肉味噌とパクチーのトッピングで冷奴にしたら、なかなかイケるというのが本日の収穫かな。

ところで『何度でもオールライトと歌え』を読み始めたら、あまりに面白いというか、あれこれわたくしの好みに合いすぎていて、そのまま行くと一気読みしてしまいそうで何だかもったいなく感じられ、あえて読むのを止めてしまった。
まあとにかく、台風は大したことにはならなさそうで、よかったよかった。

蜂と鰻

実家の庭(というより玄関と勝手口をつなぐ通路だな)に雑草が生い茂り放題で、通行に支障をきたすほどになっている。したがって、本日の朝飯前仕事は、この草むしりだ。
ところで、二階の軒下に蜂が巣を作っているのを少し前に発見されており、昨日業者を呼んでその処理をしてもらった。見ていると、2回のベランダから身を乗り出して当該蜂の巣に何やら薬剤を噴射していた。すぐにいくつかの塊がぼたぼたっと庭に落ちた。どうやら巣の中にいたところを薬剤により殺害された蜂の死骸らしい。業者はただちに捕虫網のようなもので巣をこそげ落とすと同時にその網の中に確保した。ほんの10秒程度の出来事である。まことに手際が良い。まさにプロの仕事だ。
さて、下に落ちた蜂の死骸は、こちらもただちに業者によって回収されたわけだが、その場所というのがまさに草むしりをしようという庭なのだ。蜂(キイロスズメバチだった)の死骸は前述の通りすでに業者によって回収されているはずだが、ひょっとして中には命からがら生き残った蜂の残党もおり、いわばその手負いのキイロスズメバチが庭のどこかに潜んでいて、この家の住民に復讐する機会を窺っていたらどうしよう。そんな益体も無い心配をしながら草むしりを行ったが、業者によるジェノサイドは、どうやら成功裡に終わったらしい。それよりもこの草むしりというのがどうにも手強い。何やら得体の知れない蔓性の植物がはびこっており、どこかの端から引っこ抜こうとすると文字通り芋づる式にあちらこちらの地面が引っ張られ、庭に打ち捨てられている植木鉢やプランターやバケツが思わぬところでうごめいたり倒れたりする。その範囲は数メートルに及び、なるほど「はびこる」を漢字で「蔓延る」と書くのは伊達ではないな、とそんなことを感心してる場合ちゃうでしかし。
この数日の中では比較的涼しい朝だな、と思っていたがそんな作業をしているうちに汗だくかつ泥まみれだ。やれやれ。

さて夕方から、老父の米寿の祝い(本当は昨年だったのだけど)ということで、ちょいと食事に行った。梅乃井、という鰻屋だ。コース料理もある。シメの鰻丼を含めて7品(+デザート)、いずれもずいぶんと凝った料理が出てくる。あまりに凝っているので、出てくる度に説明されていたのだが、ほとんど覚えていない。
たとえばこれが何の焼き魚だったか、とか…

でも、いずれも美味かったな。鰻丼(写真無いけど)は、わりとあっさりめの味付けでふわっとした感じ。関東風らしい。こりゃー日本酒だな、ということで地酒の「梅乃井」吟醸(中川酒造)と「梅の白滴」純米(山根酒造)をそれぞれ2合。山根酒造って日置桜やんけそんなんもあるんかいな、てなもんだが、なかなかイケまっせ。
あんまり気軽に普段使いという感じではないけども、なかなか立派な店ですな梅乃井さん。

お腹冷えるやんけ

午前6時、朝飯前に墓掃除をしてきた。これくらいの時間でないと暑うてやってられしまへん。
墓掃除の帰りに、ローソンのマチカフェで展開中で、中国・四国地方限定という「大山ラテ」に引っかかる。

なかなかイケまっせ。
午前中に墓参り3件、午後に棚経の後、さらに墓参り2件。それから銭湯へ行って早めの風呂。なんてやってたら、1日なんてあっという間に終わりですわ。田舎ってなーんか忙しいのよね。

あなどれないラーメン

さて本日から実家に帰ろうかと思うわけだが、やはり心配なのは道路の混み具合。朝一番で調べてみたところ、残念ながら中国自動車道でも渋滞が発生しているようだ。それも、いつもの単なる交通集中によるものではなく、事故渋滞であるらしい。うわーそれタチ悪いやん、いつ解消するかわからんやつやん、と思ってGoogle先生にアドバイスを求めてみたところ、中国自動車道に乗らず名神豊中へ行き、さらに阪神高速11号池田線を経由して池田木部から新名神の川西を目指せ、との御宣託を受けた。えーそんなんできるんですか、と半信半疑で行ってみたところ、あちこちで混雑はしているものの、比較的スムーズに中国自動車道の吉川あたりまでたどり着くことができた。へーなるほど、大したもんですねぇと思いつつ鳥取市内に入ったのは12時半ごろだ。これは上出来の部類に入ると言って差し支えなかろう。
さて昼飯。やっぱりラーメンかな、と調べてみたところ鶏神、という店が良さげ。それでは、ということで行ってみたところ、ざっくり十数名が待っている。うーむこれは、と思いつつもしばし待つことにした。なかなかの人気店であるらしいとこはおそらく間違いないのだけど、どうもそれだけではなく、オペレーションにかなり問題あるのではないか、というふうに見える。席はそれなりに空いているのだが、なかなこ案内されない。店に入れても、注文を取り調理を行い料理が供されるまでのリードタイムは、決して短いとは言えないだろう。いわゆるところの「回ってない」という状況なのであろうと思うが、これが普段からそうなのか、お盆休み期間で人が足りてないがために特別に発生しているのか、が判断つきかねる。が、ホール担当のおねえちゃん2名の働きぶりを見るに、程度の差こそあれ基本的にはだいたい普段から「こんな感じ」(けどいつもはもっと客少ないからそんなに問題ない)なのではないかと推察される。
そうやってグダグダ文句言いながら食べたのが、汁なし担々麺。

いやいや、これ美味いやんけ。うーむ、あの接客、もったいないなあ。

夏休みの自由研究リターンズ

夏休みの自由研究としてスパイスカレーを作ってみたものの、その出来は思わしくなかった。敗因は概ね特定できている。それらのポイントを押さえた上で改めて挑戦してみよう、というわけで。チキンカレー再び。
今度はうまくいったと思う。

同じ分量のはずのチキンがなぜかやたら多く感じたけれども、それはマイナーな問題だ。具がチキンだけ、というのはちょっと寂しいので、ソテーしたブロッコリーとナスもトッピングした。

一応は満足の行く出来になったとは思う。が、もうちょっとスパイスのインパクトがあっても良いのでは、という気がする。なんとなくまだ油が少ないようにも感じる。鶏のもも肉も良いけど、手羽元なんかも美味いんじゃないかと思ったりもする。野菜はオクラなんか足してみたらどうだろう。ついでにアチャールも作るとナイスかも。
などと、次に向けての構想(妄想)をあれこれ膨らませるのである。

淀川で花火やってたみたいですね

久しぶりにタチの悪いおっちゃんたちと天満で飲むことになり。
17時集合、ということになっていて、それだけでもヤル気満々やな、と思っていたのだけど、タチのわるいおっちゃんときたら16時すぎには天満に到着できる、というメッセージが来た。知らんがな、と思ったが実はわたくしもすでに用事が終わっておりそれくらいの時間に天満に着いた。しゃあないな、ということでまずはビアベリーでのゼロ次会にお付き合いすることにした。とりあえずヴァイツェンで、ぷしゅー。

あらためてJRの天満駅へ行き他のメンバーと合流。特に予約はしておらずどこに行く?といいつつ大旦那を目指す。うまいこと5名潜り込めたので、かんぱーい、と。生ビールの後は日本酒をあれこれと。いやしかしこの店はスゴいね。ふつうの居酒屋にありそうなメニューってのはたいてい揃ってる。ええ感じで出来上がってきたところで19時ぐらい、今度は大旦那の近くにあるアレグロへ移動。ピッツァを貪りつつワインを飲む。ここのピッツァも美味いのよね。結局ボトル3本ほど飲んだかな。この辺で2名離脱。ここからがタチ悪いおっちゃんの本領発揮ということで、これまた久しぶりに南森町シラタキへ。例によって店主のウンチクをアテにナイスなワインを2杯ほど飲んだ。

何でこんな写真を撮ったんだろう?たぶん、このワインの生産者は、この雑誌に載ってるこの人ですよー、てな話だったのだと思う。
そんな感じですっかり酔っ払い。もう堺筋線高槻市行きなんてとっくに無くなっているが、わたくし以外の2人はいずれも北千里方面ながら堺筋線で帰る人たちなので、わたくしも無事に淡路で高槻市方面行きに乗り換えることができた。めでたしめでたし。

寛十郎

堺東に、マグロが美味くて常時十種類以上の日本酒が飲めるナイスな立ち飲み屋ができている、という話を聞き、店のInstagramを見ると確かにこれはなかなか良さそう。ということで精鋭数名により現地調査に赴いた。
この日は淡路ビールのイベント、ということで、まずは淡路ビールのヴァイツェンでぷしゅー、と。

淡路ビールには、淡路玉ねぎによるフライドオニオンと、18時までは通常690円のところ500円になるという造り盛り合わせ。

ここで、日本酒にスイッチ。自分で冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐ、というスタイル。
紀土、松の司、仙禽、磐城寿、ぐらいを飲んだかな?磐城寿ではなかったような気もするけど、まあそんな感じだ。
で料理がいろいろ凝っていて、低温調理した鯛の大葉ジェノベーゼ、とか

牡蠣のコンフィとか

マグロ頬肉のステーキ!とか

その他にもいろいろ。
シェフはフレンチ系の人なんかな、という感じ。
というわけで、やはりナイスな店でした。また来なければ。