野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ビョークいよいよ宇宙へ旅立つか

昨年の暮れに、ゾーラ・ジーザスのアルバムを買ったときに一緒に買おうかどうしようかと迷った末に結局買わなかった、ビョークの"Biophilia"を土曜日に買ってきた。

Biophilia

Biophilia


ゾーラ・ジーザスってまんまビョークちゃうんか、と思っていたけど、こうやってビョークも改めて聴いてみると、やっぱりそれはちょっと違うな(当たり前だ)。
んで、昨年店頭で試聴したときと、なんかちょっと印象が違う。まあこういうのはよくあることだけど。まあヴォーカルの存在感は相変わらずだ。耽美派とも違う。ダーティな仕上がりだ。もっとどしゃめしゃなビートがきいてるような気がしてたけど、そうでもなくて、全体になんだかストレンジな感じになっている。何がストレンジやねん「不思議」って言ったらええやんけお前はルー大柴か、と言われそうだが、いやいやこれはもうやっぱり「不思議」では片付かなくて「ストレンジ」なのですよ。ジャケットのアートワークにしても、もう完全にイってしまってるし。彼女の初期のアルバムからのアートワークの変遷を見ていると、そのうち小林幸子化するんじゃなかろうか、というあらぬ心配をしてしまうのだった。