野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

失せ物出ず…

4日目にしてやっと、大きなトラブルなく展示を終えることができた。その代わりと言っては何だが、昨日ホテルの部屋を出る前に机の上に置いていた眼鏡が、帰ったら忽然と姿を消していた。あんまり意味無いわな、と思いつつもフロントに聞いてみても解決せず(そりゃそうだ)。というわけで昨夜から眼鏡なしで過ごしている。もちろん日中はコンタクトだから特に問題ないのだが、夜はコンタクトを外してしまうわけで、何も見えなくなって不便で仕方ない。こりゃどうしたもんか。

ホテルの近所にエギディエン教会(Aegidienkirche)というのがある。天井がなく、壁だけの廃墟のような教会だ。なんでも第二次大戦の空襲で焼け落ちたらしい。

日本の建築というのはしっかりした柱を建ててその周りに壁をぶら下げる、というような造りであるのに対し、ヨーロッパでは壁をしっかりと構築して堅固な箱を作る、というのが、なるほどこういうことなのかと実感される。
朝この教会を見に行きがてら辺りを散歩していたら、ちょっと良さげな店を見つけたので、晩飯を食べに総勢7名で行ってみたら、実はバーで食べるものは全く無いってのはどういうことだゲオルク。ややこしいからBistroなんて書くなよ。テーブルにグリッシーニが置いてあってビールにはピーナッツがついてきたけど。

思いがけずアペリティーヴォになってしまったが気を取り直して食事のできる店を探し、なぜかメキシカン。ハノーファーまできてメキシカンかよ… と思うが、まあ何やかんや言いながらも嫌いではないので。
それにしても眼鏡、どうしようかな…