ちょっと古い話ですが、とうとうグインサーガが100巻達成してしまいましたね。この新聞記事を見て100巻が出ていることを知り、書店に行って買ってきましたがまだ読んでません。今ちょっと時間のかかりそうな本を読んでるので、ちょっと先になりそう。その代わりというわけではありませんが、このシリーズの「外伝」、七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA)を先日読みました。これは、本編がスタートして、かなり早いタイミングで書かれたにも関わらず、物語としては100巻よりももっと後の時期のことが書かれています。本編を書き進めて行くにあたっては、当然この外伝の内容が制約条件になり、作者もずいぶん苦労されたようです。それでもやっぱり本編と辻褄の合わないところが散見されますが、まぁこれだけ壮大なストーリに対して、よくここまで合わせ込んだもんだ、と感心すべきでしょう。ちなみにこの外伝も、本編同様中学のときに一度読んでるはずなんですが、全然記憶にないですな。内容は、まぁなんというか、本編にくらべるとちょっと安っぽいかな、という感じですね。こういうのも好きな人は好きなんでしょう。本編にいれちゃうとちょっと浮くから、あえて外伝にしてるっていうところもあるでしょうしね。
