野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

この組み合わせを考えるのが難しい

気になっていたのについ買いそびれていた「Genius Loves Company (Dig)」が、Amazonで1,681円に値下がり(ずっと2,000円台だった)しているのを発見し、購入の運びとなった。

Genius Loves Company (Dig)

Genius Loves Company (Dig)


ノラ・ジョーンズとのデュエット「Here We Go Again」を聴いたのは、レイチャールズ死亡のニュースを聞いてしばらく後だった。だから、ナタリーコールが「Unforgettable」をナットキングコールの昔の録音にあとで自分の歌を重ねたのと同じやり方の追悼盤みたいなもんかいな、と思ってた。けど実はそうじゃなくて、死ぬ前にちゃんとデュエットで録音してたらしい。
このアルバムを買ったのは、まぁノラとB.B.King聴きたさに、という部分が大きいのだけど、今更ながらレイチャールズもなかなかよろしいな。ちなみに、国内盤ではボーナストラックと称して「Georgia On My MInd」が入ってるらしい。Amazonのレビューでも誰か書いていたけど、いくら有名な曲だからって、そんな事をしちゃあいかんよな。ブチコワシになってしまうと思うよ。
さて、実は未使用のAmazonギフト券が2,000円分もあったので、これを使うため、かねてから懸案のドビュッシーのピアノ曲集もついでに買うことにした。今回買ったのはモニク・アースによる「ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集」。
ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集

ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集


これら2枚で、ギフト券を使うと合計1,576円。もちろん1,500円以上の買い物だから送料は無料。何だかすごく得した気分。実はまんまとAmazonに乗せられてるんだけど。
さて、実はドビュッシーのピアノ曲集は以前ベロフのやつを買ったんだけど、こいつがどうも気に入らなかった。なので、ちょっと他の人の演奏も聴いてみなければと思っていた。そんなわけで、ギーゼキングにするかアースにするか、と考えて結局アースにした。理由は簡単で、「ギーゼキングはモノラル録音だったから」。
さてこのアースによるドビュッシー、一言でいえば、かなり無難。特に聴いてみてびっくりするような物ではなかった。でもベロフよりずっと良い。やっぱりドビュッシーはこんなふうに弾いて欲しいと思った。やっぱりいずれギーゼキングも聴いてみるかなぁ。