なんでウチにこんな本があるんだ、ってなもんだけど。まぁ、貰いモンなんだな。ちょっと持て余したというような感じで、ずいぶん前に「Winnie-the-Pooh (Pooh Original Edition)」と一緒にもらった「クマのプーさんの哲学」を読んでみた。
- 作者: ジョン・T.ウィリアムズ,John Tyerman Williams,小田島雄志,小田島則子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1996/09
- メディア: 単行本
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一般には「愛すべき愚か者」として捉えられているプーさんは、実は「偉大なるクマ」であり哲学者である、ということを、彼とその仲間たちの言動を、古今東西(いや西だけだな)の哲学者の主張と照らし合わせて検証する、という内容の本。まー正直いって、途中で飽きた。作者はどこまで本気なんだろう。素人目には、どうもこじつけにしか思えないんだけど。一応哲学の入門書のつもりらしいけど、ちゃんとした解説なんてほとんど無いし、あまりにもペダンティックに過ぎるように感じるなあ。