あの話題作、「ダ・ヴィンチ・コード」がついに待望の文庫化!というわけで、早速買ってきて読み始め、いま上巻を読み終わって中巻に行ったところ。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 文庫
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うーむ確かにこりゃ面白いよ。舞台はパリで、これは偶然にも先日まで読んでた「空のオルゴール」と同じじゃないか。それにしても世の中には「象徴学」なんていうもんがあるんだな。すごいぞ、プロフェッサー・ラングドン。まるでジャック・ライアンシリーズだ。そういえば、3カ所ぐらいで順番に場所を変えながらストーリを進めて行く手口は、まさにトム・クランシーがよくやってるな。
ところでこの巻に出てきた、「フィボナッチ数列の隣り合う2項の比の極限は、黄金比1:618になる」というのは恥ずかしながら初めて知った。「へぇえええー」と思って確認してみたのだが... む、難しい。フィボナッチ数列の漸化式まではすぐ書けた(だれでも書けるか)。が、それを一般化するのにちょっと苦労した。この土日は、葬式の合間のヒマな時間(といってもあまり無かった)に色々と考えてみた。そして今日の通勤電車の中でもずっと考えてみたりして、やっと解けた。高校3年のときなら、楽勝だったのに。じつは最後の極限を求めるのはものすごぉく大変かと思っていたが、わかってしまえば、まぁ屁みたいなもんだ。確かに、1.618... だった。うーむなるほど。