ずっと迷っていたがついに決心し、手をつけて1冊目を読み終わった、「カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)」。
- 作者: ドストエフスキー,原卓也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1978/07/20
- メディア: 文庫
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ドストエフスキーは昔「罪と罰」を読んだことがある。あの時は、ちゃんと読めるかな、と少し心配しながらも、実際読み始めるとなかなか面白くて、結構な勢いで読んだような記憶がある。
そして今回のカラマーゾフ。
芥川賞作家、金原ひとみさんが「上巻を読むのに4ヶ月かかった。でも途中から滅茶苦茶おもしろくなってきて中・下巻を3日で読んだ」てなことを少し前に朝日新聞に書いていた。それからずっと気になっていたのだけど、上巻で4ヶ月も掛かったらかなわんなあ、と手をつけるべきかどうか迷っていた。「ファウスト」は正直なところ、退屈だったし。でも、実際は思ったより読み易くて、1週間強ぐらいで上巻を読めた。最後の方に出てくるイワン自作の詩は、ちょっとうんざりしたけど。今はすでに中巻に入ってる。いよいよ話が大きく展開していきそうな気配。いよいよですよ。