リョウが帰ってきた

あらあら、2作目が出てますやんか。と、先日「ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!」を書店で見つけて購入した。

ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!

昨日出張だったので、帰りの新幹線の中でほとんどを読んでしまった。前作を読んだ時に、ああこれは「ザ・ゴール」やな、と思ったが、今回も同じ路線。最初はリョウちゃんが出てこないので、いったいどこに行ったんだと思っていたら、ちゃんと途中で出てきましたね。そしてこれも「ザ・ゴール」シリーズ同様、彼女もエラくなっちまって。買収先の会社の役員を失脚させ、退任に追い込むみたいな、ちょっとエグいことまでやってみたりなんかして。
本気で色々と勉強したい人は、巻末にある参考文献を読んだ方が良いと思う。でもまあ、普通に小説として読んでも面白いし、これはこれで良いんでないの。
ああそうそう、そこら中に「喧々諤々」て書いてるけど、そうじゃなくて「喧々囂々」か「侃々諤々」のどっちかだ、っつてるだろうがよ。あと、「俗人的」じゃなくて「属人的」でしょうが。その辺、もうちょいしっかりしてくれよ。