野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

俺様は悪くない

ちょっと微妙やなあ。いや何がって、「ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション」ていう本ですよ。

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション


なんだか、僕にとってある種の本は、「ふーん」などと思いながら読むんだけど、一向に腑に落ちないというか、心の底から「なるほど!」とか「ほぉおー」と思えない、というのがあるのだな。
たとえそれが名著という評判で、実際非常に優れた内容であっても。フィリップ・コトラーとかデヴィッド・アーカーみたいな、その筋では超有名なセンセイが書いていて、バイブルのごとく扱われている本だけどね。
今回も、同じような感じを持ちながら読んだなあ。書かれている内容は、まあわかったような気がする(本当はよくわかってないんだと思うけど)。だけどなんかしっくり来ない、というかね。
だいたい、いきなり何の断りもなしにキャズムとかゴリラとかボウリングレーンとか言われてもなあ。アンタの前の本を読んだわけじゃ無いんだよ、俺様は。