今日は東京に出張だった。本来の用事は午後からだったので、まあボチボチ行けば良かったのだけど、色々な事情に加えちょっとした不手際で、いつもより早起きして丸の内にある本社に寄っていくことになった。
本社に寄るといったって、本社の誰かに用事があるわけじゃない。ただ、本社にある「サテライトオフィス」っちゅうやつを使いたかっただけだ。名前は大層だが何のことはない、社内LANに接続されたPCを使える部屋だ。それでもWeb経由でメールの読み書きはできるし、Officeも入ってるから必要なファイルを事前に適当なサーバに置いとけば、それを見たり、あるいは編集したりできる。これでノートPCを持ち歩かなくてもすむ。PCを持ち出すと、情報漏洩が云々とうるさい昨今であるし、何より重たいし。
前記の「ちょっとした不手際」というのは、要するに、今日の仕事に必要な書類を持ってくるのを忘れた、というオソマツな話だが、そんなときでもサテライトオフィスで過去に受信したメールの添付ファイルやサーバ上のドキュメントなどから欲しいファイルを取ってきて、印刷すればよろしい。その準備のために、少し早めに出て丸の内のイフィスに寄ったのだった。スカタンなのに、何だかすごく仕事してるみたいに見える。
ITの進化はスカタンを救い、グズを助長する。確かに生産性は向上するのだろうが、そのうちの70%〜80%はこういったスカタンをリカバーするために消耗されているのではないかという気がするのだが、いかがか。
