世間ではものすごく有名なのだけど、読んだことが無い。そんな本は結構ある。あの「三国志」もそんな本のうちのひとつだ。最近では映画化されたりもしてちょっと話題になったりもしているようだ。かなり長い話のようなので敬遠していたが、ふと気が向いて、もうすぐ連休でもあることだしちょいと読んでみようかなと思い立った。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2001/06
- メディア: 文庫
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日本人なら王道はやはり吉川英治版だろうが、割とコンパクトで持ち運びしやすそうな北方謙三版を選んだ。
中国人の名前ってのも覚えにくいな。本名とは別に字(あざな)があるっていうのもややこしい。ロシア人かよまったく。
でもまあ好きな人が多いのもよくわかるね。これは面白いよ。ちょっとバイオレントに過ぎる気がしなくもないけど。吉川版をちゃんと読んだわけではないから断言はできないが、北方版のほうがどちらかというと簡潔な描写でテンポ良く話を進めてるような気がするが、どうなんだろう。
ま、とにかく、長い話は始まったばかり。