茂木センセって、なんか胡散臭いよな、と実は思っているのだ。あんなに無闇矢鱈と本を書いて、テレビにも出て、いつ研究なんかしてるんだよ、と。書いた本は、鼻息荒く何かを述べているけど、凡人の俺様には残念ながら何のことやら理解できないし。
それでも、梅田望夫氏との対談「フューチャリスト宣言」は面白かった。禅僧・南直哉さんとの対談「人は死ぬから生きられる」もなかなか良い。対談は結構イケるのかもしれない。
- 作者: 茂木健一郎,南直哉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/04
- メディア: 新書
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ただ、やはり、常人の及ばぬ領域でのお二人の話なので、お互いものすごく納得しあっているのだが読んでいる俺様にとっては「はぁ?」という部分も随所にみられる。それでも良い。というか、この南さん、かなりスゴい人のような気がする。読むなら、このヒトの本だ。