野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Tapestryしか知らないから

「喜びは悲しみのあとに」は、先日読んだ「友がみな我よりえらく見える日は 」(8月8日のエントリ参照)の続編にあたるらしい。

喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫)

喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫)


スタイルはほぼ同じだが、それぞれの話が短くなり、かつ全体の量としては多くなっている。そして何より、悲惨な話の中にも救いがある。読んでいても精神的なダメージが少ない。これはありがたい。ひょっとすると人によっては、これじゃ物足りんなあ、と感じる場合もあるのかもしれんが、俺様の場合はこれぐらいの湯加減がよろしい。
タイトルの「喜びは悲しみのあとに」は、キャロル・キングの曲 "Bitter with the sweet" の邦訳らしい。へえ。どんな曲だろうと思ってiTunes Storeで検索しても出てこない。なんとiTSにはキャロル・キングが無いのだ。今まで気づかなかった。
ちなみにこの曲は、ここで聞くことができる。へええ。
http://listen.grooveshark.com/song/Bitter_With_the_Sweet/22424938