いまや「環境音楽」は死語ではないかと

先週の金曜日、仕事帰りになんばのタワーレコードに立ち寄った。アルゲリッチのショパンにするか、上原ひろみにするか、あるいはブライアン・イーノか…　とさんざん迷った末に、イーノ博士の "Ambient 2: The Plateau of Mirror" を買った。いずれもAmazonの方が安いのだけど、イーノ博士はいま品切れ中だったから。

Plateaux of Mirror

イーノ博士は昔から好きだが、アルバムを買ったのは初めてかもしれない、と思ったが、いや実はハロルド・バッドとの共作 "The Pearl" を買ってるな。二十数年前に。一時はよく聴いたものだが、いかんせんLPでは、今時ちょっと。iTunes Storeで見かけたこともあるような気がするが、今は消えてるし。でよく見たらこのアルバムもBrian Eno & Harold Budd名義ですやんかいさ。いや別にかましまへんけどな。
まあアレですな、昔ながらのアンビエント　…ってそのまんまか。包み込まれるような感じで、バッドのふわふわしたピアノが気持ち良い。王道ですわな。あんまりミニマルでがりがり来られるとちょっと鬱陶しいけどそういうこともなく、本当にリラックスして聴ける。名盤でっせ。