今日は東京に出張。んで集合時間が12時だったので、その前に少し早めの昼飯を食べることにした。新宿野村ビルの地下でどこか適当なところ、と見回すと麻婆豆腐の店があった。ほうこれはなかなか良さげですな、と入ってみたのであるが。
陳麻婆豆腐のランチセット、1,000円。丼に入った麻婆豆腐が現れた。麻婆丼ではない。ゴハン（食べ放題）は別にある。麻婆豆腐が、単品で、丼に盛られているのである。これに玉子スープとザーサイが付く。んなアホな、と思ったがこれが現実だ。まあ1,000円もするのだからこれくらいの量はあってもしかるべき、かもしれない。しかし。
そんなに食えまっかいな。何度も言うように、運動部の中学生じゃないんだから。あ、ごめん陳さんに言うのは初めてかな。まとにかく、暴力的なまでのボリューム、そして何よりも激辛であること。いっしょに山椒が付いてきたが、誰がわざわざそんなもんかけるかボケ！…いや申し訳ない、つい取り乱してしまった（あれに山椒かけるやつ、おるやろなあ…）。まあそれくらいに辛かったわけで。わたくし、もともと辛いものにはあまり強くないのだ。だったらなんで麻婆豆腐なんぞ食べようとするのだ、とおっしゃる向きもあろう。はい、それに対しては何とも申し開きのしようがございませんです。とりあえず麻婆豆腐が好きなんです。
結局、半分ほども残してしまった。まことに無念である。もう毛穴ガバガバに開いた状態で、汗だくになりながら店を出た。
食べた後しばらくはなんだか胃がしくしくしていたのだが、しばらくするとどうも腹の具合がおかしくなってきた。なんという破壊力か。
東京ってなおそろしいトコだなや。
