野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

アルゲリッチ恐るべし

シューマンって特別に好きな作曲家というわけじゃない。先日買ったアルゲリッチの4枚組のうち1枚はシューマンのKinderszenen(子供の情景)とKreisleriana(クライスレリアーナ)だった。うむ、まあこういうののついででもないとわざわざシューマンの曲のCDを買うことなんて多分ないだろう。

Kinderszenen / Kreisleriana

Kinderszenen / Kreisleriana


なかなか良いじゃないかシューマン。で「子供の情景」の7曲目はあの「トロイメライ」やんかいさ。
シューマンもさることながら、やればできるじゃないかマルタ。良いよなかなか。ところどころ妙なタメがあるような気もするけど、ちゃんとこういう曲はそんなふうに静かに、上品に弾けるんじゃないか。アホみたいにイケイケでアグレッシブに弾きまくるだけじゃない(失礼な)、やるときゃやるんだということが良くわかったよ。
と思ってたらクライスレリアーナでは一曲目からさっそくガンガンいってるけどな。ま、この辺のメリハリがまたアルゲリッチの魅力なんじゃないすか。よう知らんけど。