野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

There's no better way to fly.

本日より約1週間の海外出張ということで、前日に買ったスーツケースを持って、阪急茨木市駅から関空行きのバスに乗った。
飛行機は11:20出発だが、少し余裕をみて8時半ぐらいに着くバスに乗ったところほぼ定刻どおりに到着、さっそくチェックインしようとすると乗ろうとしていた便は機材の到着遅れのため出発が2時間遅れます、だって。マジすか。それまで昼飯でも食っとけ、てんで1,000円のお食事券をくれたけどね。
チェックインしようとすると、カウンターのおねいさんがずいぶんと悩んでいる。どうも、旅程を一回変更した(帰路の日を一日ずらした)せいか、うまく処理できないらしい。おねいさんごめんね、でも俺様のせいじゃないからね(多分)。
20分近く悩んだ末に、晴れてチェックインできた。行き先はミュンヘンで、フランクフルトで乗り換えるのだけど、行きの便が2時間遅れる関係でフランクフルト-ミュンヘンの乗り換え便が一本遅い便に変更になった。
時間がかなりあるので、空港内のネットカフェみたいなところでPC持ち込んでメールチェックやら資料の準備やらを小一時間。そのあとさっきもらったお食事券で昼食。出国審査を済ませて、さてぼとぼち、と搭乗ゲートへ行こうとしていたら、なんだか放送で呼び出されている。「お伝えしたいことがある」のだそうだ。おいおい何よ、「やっぱ乗れませんわ」とか言われたらどうするよ、と思いながら搭乗ゲートのところで訊いたら、ミュンヘンからのチケットを「渡し忘れていた」とのことだった。え、おねいさんミュンヘンでもう一度チェックインしてくれって言ってたで。もうこのままスルーで行けば良いのね?はいはい。
どうもイヤな予感がするな。10年ほど前にニースに旅行に行ったとき、パリ乗り換えでニース行きの便が遅れていて、よく覚えていないけど発券がらみでなんかトラブルがあって、ニースに着いたら荷物が出てこなかった、ということがあった。荷物はパリに置き去りにされていたのであった。なんかあの時と同じような雰囲気がするんですけど。
一応、そういうときに備えて一日分の着替えは機内持ち込みの手荷物に入れてあるけど、そんなことになったらいろいろと面倒だから。
まあ悩んでいてもしかたないので、とにかく飛行に乗って。機内で本を読んだり昨日買ったばかりの落語(「いらちの愛宕詣り」「らくだ」「京の茶漬」)を聴いたり映画(「ウォールストリート」だった。ふーん、て感じ)を観たりうたた寝したり飲んだり食ったり飲んだり飲んだりしているうちにフランクフルトについた。入国審査をして乗り換えゲートで水を買ったら3ユーロもしやがった。これって空港価格?それとも相場?よく「水もビールも値段変わらん」てなことを言うか、それって水が高いだけのこととちがうんか。ぶー。
さてミュンヘン行きもしっかり30分以上遅れての出発となり、ミュンヘンに着いたのは午後9時半を回っていた。バゲッジクレームでどきどきしながら待っていたら、ちゃんと荷物が出てきましたねー、いやさすがルフトハンザ、エールフランスとは違うぜってところを見せてくれましたね。
ホテルまでタクシーで行って、チェックイン。とりあえず一安心。ということで部屋にあったビール(かなり高くつきそう)飲んで寝た。ま、これぐらいなら上出来だね。