野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ニューヨークから流れてきた淋しげなエンジェル

いやそんな、「映画」なんてタグつけるほどの話ではないのだけど。
先月のドイツ出張時に、行き帰りの飛行機の中で観た映画の話だ。
往路は「トロン:レガシー」、復路は「ザ・ツーリスト」だった。
本当は「薔薇の名前」を観たかったのだけど、セリフが英語とドイツ語しかなくて断念。
それにしても最近の飛行機の映画は大抵オンデマンドで観られるようになってて便利どすな。無理やり途中から観始めて、何がなんだかようわからん、ということが無いわけで。一方で「ザ・ツーリスト」はどうもMPEGデコードまわりに不具合があるのか、音声にあの独特のノイズが入りまくるは映像はコマ落としになるはで、観にくいことこの上なかった。まあ、映画そのものも「ふーん」って感じだったから別に良いけどね。とりあえず俺様も、旅先で謎の美女に声をかけられたら、何か陰謀に巻き込まれつつあるということで気をつけなければ(ねーよそんなこと)。
で「トロン:レガシー」だが、こっちもまあ輪をかけて「ふーん」だな。劇中、廃墟のゲームセンターでいきなり流れるジャーニー(!)のSeparate Waysはやけに懐かしかった。そう、サントラはよかった。ダフト・パンクって今回初めて聴いたけど、カッコええじゃないですか。古臭い、いやトラディショナルなテクノ、にもう一回半ひねりな感じが。iTunes Storeでサントラを見かけたけど、どうしようかな。「神々と男たち」とどっちにするか、迷うところだ。