野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

合計でビール2本とワインが3杯最後はやっぱりカプチーノ

夕方に、軽くオヤツでもと思って阪急本通り商店街をちょっとはずれたところにある「なかみ屋」でホルモン焼きをつまみながらビールを飲んでいたら、ついたての隙間からわたくしの名前を呼ぶ声がする。駅前のスペインバル、「ハポロコ」のりょーへい君ことM富さんだった。出勤途中だったらしい。あーびっくりした。M富さん、手を怪我したらしい。うわーなんてこった。お大事に。
さて軽く腹ごしらえをしてから、「茨木湯」へ行った。風呂に入りに行ったのではない。「茨木湯」は今、銭湯ではなくカフェおよびライブスペースとして営業しているのだ。脱衣場に椅子とテーブルを持ち込み、そして浴場には湯船のふちに天板をつけてカウンター状になっている。湯船の内側はそのまんまだから、実に無駄の多い、素敵なスペースなんである。そして浴場の奥、一段高くなったところ(銭湯ではよくありますね)はそのままライブ用のステージになるわけだ。
この日のイベントは、朗読会だった。宮澤賢治ネタ一本だったので、別に行くつもりはなかったのだが、謎の朗読集団「わっほい」の出演が予定されていたので、おおそれではぜひ、ということで行ってみたんである。
んでビールなど飲みながらいろんな人の朗読を聴いていたのだが、ついウトウトとしてしまった。周りをみてみると、やはり気を失う人が続出している。なんとも微笑ましい光景である。
さて休憩をはさんで、ついに「わっほい」の登場である。彼らは以前、茨木の「イーハ」というカフェを拠点に活動していたのだが、「イーハ」は数年前に閉店してしまった。その後どうしているのだろう、と思っていたらちゃんと月に2回ぐらい茨木のクリエイトセンターなど借りて練習していたらしい。今回は、「あまりふざけすぎないように」抑えめでやったらしいが、いやあなかなか。やっぱり圧巻ですね、サダさん。
まだプログラムの半分ぐらいしか消化してない状態で、すでに予定終了時刻の30分前ぐらいになっていた。おいおいそんなんで大丈夫かよ、と思ったがまあわたくしは目的は達成したわけだしそろそろもうええか、という感じでこそこそっと抜け出してJR茨木方面に去っていったのであった。