野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

結局何しに行ったんや

ここだけの話だが、俺様の頭はデカい。
ちょっと見にはわかりにくいのだが、これはいつもわたくしの髪を切ってくれているリョータ君の腕に負うところが大きい。いわゆる「頭の鉢が張っている」というヤツだ。面倒をかけてすまない、リョータ君。これは父親も弟も同様であり、どうやら我が一族の呪われた血のしからしむるところ、ということらしい。
このような頭で帽子などかぶるとどうにも不細工なことになる。というか普通のサイズの帽子だと適切に装着することができない、というべきか。
それでも今年の夏はまた暑くなりそうで、そしてオゾン層の破壊により紫外線はますます有害になりそうである。というわけで、ちょっと涼しげな帽子でも、と思ってそんな感じのものを求めて梅田界隈をうろついてみた。
鳴物入りでオープンしたものの、週末にもかかわらず閑散とした伊勢丹のメンズ館で物色してみたが、わたくしのような異形のものに対しては世間の仕打ちは冷たく、ちゃんと装着できる帽子の選択肢は、やはり少ない。実際にはそれなりに良さげなものも数点は発見したのだが、即購入、という決断には至らず、徒らに時間ばかりを空費することとなり、しまいにはだんだんと腹が減ってきたので探索は打ち切りとした。
うまい具合にJR大阪駅の至近にいたわけであるから、そのまま環状線に乗り一駅、福島まで足を延ばした。
久しぶりにイタリアンバール・ポルチーニで一杯やってきたんである。相変わらず大繁盛で、前菜十種盛りもモツ煮込みもフォカッチャも健在であった。いやぁ結構結構。