野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

中華三昧

中国ドサ回りツアーも3日目となった。
仕事は午前中で終わり、あとは北京への移動である。
それにしても長春は砂埃がひどい。走っている車がやたら汚い。何度かタクシーにも乗ったのだが、例外なく車内も汚い。砂埃の舞う中を、窓を開けて走るからだろう。おまけになんでか知らんが道路は穴だらけだ。運転も荒いし。荒いだけでなく、車どうしの接触か何かが原因と思われるつかみ合いの喧嘩も目撃した。
昼飯には餃子を食べた。ピーナツのピリ辛炒めみたいなやつとクラゲ、トマトと卵のスープ、水餃子と蒸し餃子それぞれ2種類ずつ食べて、そしてビールも飲んで、もうお腹いっぱい。これで4人で160元、だいたい一人当たり500円ぐらいか。おそるべし中国。餃子も美味かったし。しかし運転の荒らさに負けず劣らず接客も荒っぽい。運んで来る料理の汁がこぼれるぐらいは序の口で、ほとんど皿をテーブルに叩きつけるか放り投げるかという勢いである。
北京には夕方ぐらいに着いた。さすが北京までくるとかなりの都会だ。何よりタクシーがキレイだし。しかし道の混み具合はひどい。なんだか空気も煙っている。霧ではないと思うのだが、いったい何なんだかよくわからないというのがまた気持ち悪い。
さて北京に来たんだからということで晩飯には北京ダックを食べに行った。なんでも北京ダックで有名な店らしい。3人だったので、半身にした。これでちょうど良いくらいだ。確かに美味いけど、そんなにアヒルばっかり食べられないから。
ホテルまで歩いて帰る途中、おばちゃんやらおねーちゃんやらにやたらと「オニイサンまっさーじイカガデスカ」「からおけドウデスカ」と声をかけられる。おいおい北京まで来て堺東と一緒かよ、思いながら無視して歩いていたが、こっちの方がちょっとしつこく、そう簡単にはあきらめない。さすが本場は違いますな。