先日の中国出張では、ノートPCを持っていかなかった。重いしいろいろジャマくさいから。まあ一週間ぐらいiPadでなんとかなるんじゃないの、というか何とかしてみようと思った、というのがほんとのところか。
実際、ちょっとばかしストレスを感じるところもあるがなんとかなった。メールの読み書きも各種承認処理も。メールの添付ファイルも大抵ExcelかWordかPowerPointなら読める。パスワードを設定されているとお手上げだが。たぶん圧縮ファイルも困るんじゃないかと思うが幸いにしてそのようなメールは受信しなかった。
プレゼンをする予定もあったので、そのためにVGAアダプタは購入し、持って行った。プロジェクターへの投映も問題なく、しかもiPadでプレゼンするというだけで、ちょっと相手をビビらすというおまけ特典付きだ。
注意しないといけないのは、プレゼン資料は事前にしっかり準備をして、できればオリジナルのPowerPointだけでなく念のためにPDF化したものも仕込んでおく、ということだろう。
いつものように前日の夕方になってから慌てて資料を作ろうとしても、iPadのKeynoteなんて、すでほぼ完成している資料にちょっと手を加えるのならまだしも、ほぼ一から資料を作ろうと思ったらそりゃ面倒くさいし使いにくいのだから。もっともKeynoteの名誉のために申し添えておくならば、このアプリ自体はとても良くできていて、MacOS版ならPowerPointよりもよっぽど美しいスライドが簡単に作れるし、俺様のようにほぼ何もない状態から資料を作ろうなどと無茶なことをしなければ、iPad版だってとても便利だ。長押しで投映画面上にレーザポインタを表示できるというのも気が利いている。
あとiPadでちょっと難儀をしたのは、他の人とデータを交換することだな。相手がネットに接続できれば問題ないのだが、そうでなければUSBメモリをぷちゅっと、てなわけにもいかないのでちょっとばかし困る。この辺なんとか手がないものだろうか。
