野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

麻婆リヴェンジ

昔、探偵ナイトスクープで「大阪環状線の全駅で一杯引っ掛けながら一周する」というのをやっていたと記憶している。それぞれの駅ではせいぜいビール一本、コップに2、3杯というところだが、これをすべての駅でやると、終わる頃には泥酔している。開始は昼間だったが、終わったのは終電に近い時間だったか。
アホなことをやるなぁ、と言いながらも心の片隅では、ちょっと楽しそう、自分でもやってみたいなと思ったことは否定できない。
別にそれを意識してというわけではないが、昨夜は淡路(串カツ)→十三(沖縄立ち飲み)→茨木市(スペインバル)、と阪急京都線を行ったり来たりしていたので、ちょっと眠いのですよ。
そんな日の昼食は中華でしょ、やっぱり。
というわけで本日は天満で中華。
天満にはナイスな中華屋が林立している(←林立はちょっと大げさ)わけだが、いずれも人気が高いので、予約なしで行って入れるとは限らない。まずは本命の双龍居へ行ったら、店の前で行列してやがんの。次はライオン飯店、と思ったが場所がよくわからない。
結局、「中華十八番」で落ち着いた。
「ワンコインランチ」500円也の出来が素晴らしい。わたくしが来ることを予想していたかのように、本日のワンコインランチは、麻婆豆腐と炒飯のセットである。麻婆豆腐は、正確には麻婆麺だが、これがまた大変に結構。辛味ジャンキー諸氏にとってはいささか物足りないかと思われるが、わたくしにとってはほど良きところである。そんなに複雑で玄妙なる味わいというわけではないが、本格中華的テイストも取り入れつつ、コスト等を勘案してリアリスティックに絶妙なる落とし所を見出した、という感じか。もう自分でも何を言っているのかよくわからんが。
炒飯も美味で、極めてコストパフォーマンスに優れた俺様的名店に認定した。
まっこと天満は奥が深いのでございます。