野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

手作りサンドの店でちょいと一杯

いよいよ3月も終わりという土曜日、肥後橋あたりで飲んだくれてきた。
まだ陽の高い16:45に西梅田に集合、地下鉄四つ橋線で一駅。
「ましか」というイタリアンバールである。
イタリアンバール

パン屋じゃないのか?「手作りサンドの店」って書いてあるけど。
いいえ違います。タバコ屋です。
で夕方5時からバールになります。
というちょっと変わった店なわけだが。開店と同時に数組の客が入ってくる。我々も店に入る。30分もするとほぼ満席である。しまいに店内に入りきらず、外に置いたなんかの台みたいなので飲む人々まで出てくる始末。
わたくしどもは予約などしておらず、6時半からの予約が入っているという入り口近くのテーブル席(樽の上にクロスをかけただけのような気もするが…)にて、短期決戦という方針にて飲むことにした。とりあえず、グラスワインの白とポテトサラダ。ポテトサラダはいわゆる「クイックメニュー」であるが、なんだかイタリアン的ひとヒネリが加えられていて、妙にウマい。遅れてきたメンバーもやってきて、おっさん4人が揃ったところで赤ワインのボトルを一本注文し、アテ系メニューもあれこれ注文。スルメの天ぷらのボリュームに圧倒される。ワインに合うかどうかは別としてホタルイカの沖漬けがウマい。そして、大山地鶏のねぎまが絶品。こりゃまいった。
というような次第でちょっとばかし調子が出てきてしまった。しかしもう午後6時を回ってしまっている。そろそろ次の予約が… と思っているうちに予約客が来てしまった。撤収だ撤収。
さてどうしますか。このまま福島へ?という意見もあったのだが、そんなんジャマくさいやんけワレ、ということで50mほど先にあるおでん屋へ行った。
ここではとりあえず焼酎、ということで黒霧島をボトルで。
店の名前が「きんちゃく」ってぐらいだからきんちゃくが名物なんである。4種類ほどあるきんちゃくをみんなそれぞれ注文し、食べる。わたくしは「ねぎきんちゃく」である。ウマいのだこれが。
などとぐだぐだ言いながら結局閉店まで飲んでしまった。もっとも一人は「頭が痛い」と訴え途中で帰ってしまった。わたくしに言わせればそちらの方が人として、そして分別のある大人として正しい態度である。
ましてや、そのあとさらに茨木のイタリアンバールまで行ってワイン飲んで夜中にカプチーノまで飲んで、などというのはもう、はっきり言ってお話にならないんである。
でもこればっかりはやめられまへんねん。