野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

マクドはつぶれてましたな

本日は埼玉(狭山市)まで出張。
昼前に西武の新狭山駅に集合し、さてどこぞで昼飯でも食べますか、ということになったのだが。
駅前に飲食店がほとんど無いんですなあ。
あまりの店の少なさに当惑しながらも、とりあえず「ぎょうざの満洲」へ行ってみた。
正直なところ、「大丈夫かこの店…」という外観だ。とても中華屋とかラーメン屋には見えない。じゃあ何に見えるのか、と訊かれると答えに窮するが、しいて言えば弁当屋か中途半端なコンビニか、といったところ。他に選択肢があれば、まず入らなかっただろう。
メニューを見たら、これがまたやたら安い。ますます不安は募るばかりである。
本来ならば一押しであるところのぎょうざを注文すべきだとは思ったが、諸般の事情によりタンメン(ハーフ)とチャーハンを注文した。
運ばれて来たものを食べてみると、意外とそんなに悪くない。ほほう。看板に「3割うまい」というキャッチフレーズが書かれており、あれはいったいどういう意味か、まあ味は3割ぐらいの出来、というぐらいの意味ではないか、などと憎まれ口をきいていたのだが3割ってことはないな。まあ6割ぐらいはいけてるだろう。少なくとも会社の食堂よりは美味かった(普通の「ラーメン」を食べた同行者は「会社の食堂と同程度」と評していたが)。
帰宅後に「ぎょうざの満洲」について調べてみて驚いた。じつにおびただしい数のチェーン店がある。しかし、非常に狭い範囲(西武池袋線西武新宿線・中央線の駅前)に限定されている。しかもチェーン店はフランチャイズではなく、すべて直営店だとか。なんなんだこれは。北関東においては王将と人気を二分するほどのプレゼンスがあるというのに、わたくしは今日になるまでその名前すら聞いたことが無かったのだ。もし機会があれば、次は是非ともぎょうざにトライしてみたいと思う所存である。ただし、麻婆豆腐はたぶんあまり美味しくないだろう。麻婆ジャンキーの野性の勘がそう予言するのである。君子危に近寄らず、というやつだ。まあこの言葉を引用するやつに限って君子からは程遠い、というケースが比較的多いような気もするけれども。