野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

食いもんの恨みは根が深いんだぜ

大飯原発3号機が7月1日の再稼働に向けて着々と準備を進めて行く一方で、6月末日をもって生レバーはイリーガルな食べ物になってしまうわけだ。まったくもって遺憾な話である。大飯原発は安全に運転できると言うクセに、なぜ生レバーを安全に提供できないなどと言うのか。バカこくでねぇぞ。
それでもまだわたくしはわりと楽観的だ。「生レバー」はメニューから消えるかもしれないが、「レバー」(あるいは「キモ」)は残るだろう。「焼レバー」を注文すると、「しっかり焼いてくださいねー」と、レバーと一緒になぜかゴマ油と塩がついてくる、そんな気の利いた店がけっこうあるんじゃないかと期待している。ホンネとタテマエを上手に使い分けるのが、我々日本人の特技であり、また美質ではないか。そうだろう、ロレンゾ。俺はまだ諦めちゃいないんだ。