野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

7月のチューリッヒまとめ

無事に帰着いたしましたですよ。
お昼前ぐらいに家に着いて荷物を解き、一休みしたらぼちぼちお腹空いてきて、昼飯どうすっかな、というところでラーメンなど食べたくなった。んで近所のラーメン屋「茨木 きんせい」へ行ってカレー豚骨ラーメンを食べてみた。なかなか結構ではあるが、おっさんには少々キツいな。なんでまたそんなもんを食うのか、と我ながら思わんでもなかったが。
さて以下にチューリッヒで撮った写真など上げておきましょう。
シティセンターにある、Zeughauskellerというビアホール。Zeughausとは武器庫のこと。もとは武器庫だったんですな。500年以上の歴史を誇る建物で、これを1926年からビアホールとして営業しているのだそうで。日本語メニューも置いてあって、その営業努力は素晴らしい。「光るワイン」って何だ?ああ、スパークリングワインのことね、とちょっと失笑。でもわたしらが使ってる英語でもこんなことを普通にやらかしてるのかもしれまへんな。

店内はこんな感じ。でも我々は外の席で食事しました。ミュンヘンもそうだったのだけど、この季節は日照時間が長いせいか、たいていのビアホールには外の席があり、それがまた開放感があって大変に気分がよろしい。

最近はドイツとかスイスに来たら、いつもヴァイスビアを飲んどります。独特の薬臭さみたいなものがある、ちょっとクセのある味。

そして、このビアホールの名物、1mソーセージ。一回ターンしないとテーブルに乗らないという。ちょっと見た目グロいが味はかなりイケる。

食事のあと市内を散策してみる。チューリッヒ市街を流れるLimmat川あたり。午後9時半をまわっているが、まだ結構明るい。

ビールを飲んだあとなので尿意を催し、公衆トイレを探した。巨大な金属製の便器に驚愕。便器に圧倒されて手ぶれしてしまったのが残念だ。

その翌日にCOOP(チューリッヒにもあるんですな。と言っても日本のとは別物だと思うけど)へ行ってあれこれ見ていると、キッコーマンの醤油を発見。ふーんALL PURPOSEか。だけど何でもかんでもだぼだぼかけるんじゃねえぞお前ら。あとこれ以外にも、出前一丁も発見。でもやはり目立つのは、KnorrとかMCCormickとかMaggiといったグローバルブランドが製造・販売する、スイスローカル料理のレトルトやお湯で溶くインスタント食品や調味料ですな。

この日は生憎の雨でしたが、Zürich HB駅の外観はこんな感じ。

というわけで、チューリッヒは全体に静かで落ち着いた街という印象。人々も、アメリカみたいに桁外れの肥満体をほとんど見かけない。非常に慎ましく暮らしてるんじゃなかろうか。あまり飲み食いにも熱心ではないのだろう、食べ物もわりと「フツー」ってのが多かった。まあ3日に満たない滞在で何がわかるか、というのはあると思うけど。観光で来ると、ちょっと退屈するかも。仕事には良いんではありますまいか。