野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

iPhone復活

台風が来ていたので、日曜日は終日ひきこもりで過ごした。

と言いたいところだが、なかなかそうもいかない事情があったりするわけだ。
南茨木駅駐輪場の定期を更新しなければならない。3ヶ月に一度だが、更新可能なのが毎月25日から月末までの午前8時から午後8時45分、といういやがらせのような設定になっているので、平日はまあまず無理。で土日でやるしかない。忘れたらそれでアウトなのでけっこう緊張するのだ。
というわけで雨の降る中、南茨木駅まで行き、3ヶ月定期を更新した。
いやそんなことより、もっと大事な用事がある。
そう、iPhoneの修理だ。色々と検討した結果、正規サービスプロバイダーであるところのクイックガレージで巨額の費用を投じて修理することにした。というわけで梅田茶屋町まで出かけねばならない。
11時半ぐらいに行ってみると、台風がきているというのに結構な人数が待っている。うーむなんだかな、と思いながら受付をした。約30分待ちである。そんなにトラブルが多いのか、アップル製品。
さてクイックガレージのカウンターの近所で、突っ立ったまま待っているのもアホらしいので、時間つぶしにごく近所にあるNU茶屋町のタワレコへ行った。もちろんそれで手ぶらで帰ってくるわけはないのだけれども、その件についてはまた後日。
さて30分強ほども経って帰ってきてみると、すでにわたくしの順番は来ていたようだ。ほどなくして名前を呼ばれ、カウンターにて担当のお兄ちゃんにかくかくしかじかである、と事情を告げる。ああそれはもう本体交換ですね。費用は18,700円になってしまいますがよござんすか、バックアップは取られていますか、と尋ねられるのに、ああ大丈夫だ問題ない、いいからとっとと修理してくれ、と告げる。そうすると後は手慣れたものだ。いくつかの書類に必要事項を記入したら、バックヤードから新品の本体を取ってきてSIMを交換し、動作確認をして一丁あがりだ。所要時間約10分。ああこうしてFoxconnにおける資本家による労働者の搾取に一役買ってしまっているのだな、ということに少しばかり胸を痛めながらも、やはり端末が新品になるのは嬉しく、気分の良いものだ。
ものはついでなので、帰りにヨドバシカメラにより、ケースを新調した。今度はすこし柔らかめで衝撃を吸収してくれそうなタイプである。今まで使っていたものに比べると若干厚みがある。外観の美しさを損なうが、今回の一件で懲りたので、まあこれくらいは致し方なかろう、と思う。何よりポイントが高いのは、ストラップが着けられることだ。たかがストラップと侮ることなかれ。ここ一番というとき、意外と「あってよかった…」というものなのだ。
さて帰宅して、ケースに付属の液晶保護フィルムを貼り付ける。無残に気泡だらけだ。なんぼヘラでこすったところで、そもそも最初の貼り付け方が歪んでいるのだろう、まったくきれいにならない。己の不器用さ加減にほとほと愛想が尽きる。
けたクソ悪いので、せっかく苦労して貼ったフィルムをはがして捨ててしまった。
そこで気付いたのだが、ひょっとして保護フィルムなんて実は不要なんじゃないか?さわってても指紋なんてほとんど着かないし、着いたとしてもクロスで拭けば簡単に取れる。何より触った時の感触が、安モンのフィルムなんかに比べると格段に良い。そしてRetinaディスプレイはとてつもなくクリアで美しい。しばらくこれで行きますよあたしは。