野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

立つ鳥跡を濁さず、なんてな。

MacBook Proが届いた。実は金曜日に届いていたのだが、平日はあれこれいじっている余裕もないので、土曜日にセットアップすることにした。
今まで使っていたMacBookのデータはすでにTime Machineで外付けHDDにバックアップを取っているので、データの移行は極めてスムーズに行われた。移行アシスタントに「このHDDから取ってきてくれたまえ」と指定して放置しておくだけだ。

あとは、ソフトウェアアップデートを確認してOSを最新版にして、iPhotoもちょっと古かったので(実はフォトライブラリが読めなかった)これもアップデートして、iTunesのために「コンピュータを認証」して、と、それぐらいかな。まことにあっさりしたものだ。これでそのまま使えるようになった。まだ新品だしHDD容量もかなり余裕があるので、とても軽快に動作し、快適である。
さて古い方のMacBookであるが、こちらは妻に譲ることにする。なので、新しいMacBook Proにデータの移行ができたことを確認し、わたくしのデータを削除してHDDの空き容量を確保する。システム環境設定の「ユーザとグループ」において、妻のアカウントに管理者権限を付与し、わたくしのアカウントを削除する。このとき、ホームフォルダのデータを削除するにあたって通常の削除と「確実な消去」(だったかな?)のオプションがあるのだが、ついうっかり後者を選んでしまった。これは失敗だ。待てど暮らせど処理が終わらない。Finderにおいて通常の「ゴミ箱を空にする」と「確実にゴミ箱を空にする」では、所要時間にかなりの差があるのだ。試しに10個ほどのファイルを削除してみて、その差に愕然とした。これから音楽と画像データその他もろもろ合わせて60GB以上もあるデータを削除するのにどうすんだ、と中止しようとしてみたがそんあことはできない。ログアウトも再起動もできない。「システム環境設定」を終了することもできない。仕方がないので、ホームフォルダのデータに無理やりアクセスして、手動で削除し、フォルダを空にしたのだが、それでも処理は終わらない。一体何をやっとるんだ。それもHDDにかりかりアクセスする音はするし、時折ファンも回るので、何かの処理をやっているのだろうと思うのだが… ということで放置して寝ることにした。
結局ひと晩かかってやっと処理が終了したという次第である。ああ疲れた。