俺様からのクリスマスプレゼントが届いた。
ポリーニのショパン・コレクション、9枚組だ。
いやもう、ボックスセットには惑わされない、と心に決めたはずなのだが、こればっかりは致し方ない。この手のボックスセットにありがちな、やたら古いモノラル録音だったり、マニア向けのレア音源が売り、とかいうのではなくて、オリジナルアルバム9枚をそのままジャケットのアートワーク込みで再現したセットだから、普通にアルバムを買い集めるのと同じことなんである。このボックスセットの存在は以前から知っていて、タワレコで輸入盤が4000円ぐらいで売られていたので、まあそのうちいっとくかな、ぐらいに思っていた。ところが先日Amazonでチェックしたらなんと2,685円なんていう値段がついていて、これはもう即買いですよ。
- アーティスト: Maurizio Pollini
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: CD
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いま持っているアルバムでカブっているのは、夜想曲集ぐらいだが、これもなぜかOp.62だけが欠けているので、このセットで補完できるというわけだ。
せっせとiTunesキャプチャして、ぼちぼち聴いちょります。例えば、有名な曲はいくつかあるけど通して聴いたことの無い練習曲集。すごいですなこれ。こんなの弾けるのか。いやまぁ弾いてるんだけども。
ところでここまで揃ったところで気付いたのだけど、あの有名な「幻想即興曲」って、ポリーニ師匠は録音を残していないのだろうか。この9枚組だけでなく、どうも他をさがしても見つからないのだけど。何か深い事情があるのだろうか。気になりますなぁ。