今年に入ってもうすでに5回目の休肝日だ。すごい。この勢いなら、年間10日なんてあっさりクリアできてしまうかもしれない。
ところで。
また出ましたな、ビブリア古書堂シリーズ、第4弾。例によって、もうええやろと思いながらもやっぱり読んでしまうのだな。
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: 文庫
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今までは短編集の体裁だったが本作は長編になっている。テーマ(?)は江戸川乱歩。相変わらず、実にマニアックなネタをもとにトリックを組み立てていて、いやもうすごいですなあと感心することしきりである。そして今回はついに栞子さんの母親・智恵子さんまで登場して、因縁の母娘対決。なんだか海原雄山 vs 山岡士郎、みたいでちょっと笑えるぞ。それでも、とりえずはもろもろ一件落着、となりながらもまだちゃんと後に続く布石は打っていて、あとがきには「いよいよ物語も後半に入ってきて」などとかいてあり、うわぁこりゃまだしばらく続きそうだな、と軽くうんざり。でもやっぱり続きは気になる。ということでもうしばらくはお付き合いさせていただきますよ。