野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ホントはギターのひとなんですよ

デレク&ドミノスの"Layla & other assorted love songs"、これの40周年記念スーパー・エディションなんてものが数年前に出ていたようだ。先日、さる人がこのCDを貸してくれたので、未発表のアウトテイクやら"In Concert"からのライブテイクやらを聴いていたのだが、いやあやっぱり良いですな。クラプトン翁も最近じゃすっかり何だかなぁ、て感じなのだけど、やっぱりGODなんて言われてたこの頃はすごい。で、よく考えてみたら名盤と言われるジョン・メイオールの"Bluesbreakers with Eric Clapton"を聴いたことがない、ということに気づいた。あ、このアルバムの正確なタイトルは実はよくわからない。単に"Bluesbreakers"なのかもしれない。あるいは"John Mayall and the Bluesbreakers with Eric Clapton"かもしれない。面倒なので便宜上"Bluesbreakers"としよう。
さてこのアルバムを買おうと思うと、実にいろんなバージョンがあることがわかる。iTunes Storeだけでも、同じ曲にそれぞれステレオとモノラルのバージョンが入って全部で24曲入りの1500円と、さらにライブテイクやボーナストラックが入ったデラックスエディション2100円、の2種類がある。そんな同じ曲でステレオとモノラルなんて要りません。ステレオバージョンだけあれば十分。というわけでAmazonで探すと、14曲入りの輸入盤が999円、うーんこれはステレオとモノラルのどっちなんだろう?モノラルだったらイヤだなあ、と悩みながら注文した。届いたものをiTunesにキャプチャしてみたところ、ほぼステレオ、一部の曲がモノラル、という結果であった。なんじゃいそりゃ。

Blues Breakers

Blues Breakers


一発目、"All Your Love"から、いやあええ感じですなあ。"Hideaway"なんかも、もうゴキゲンで。ヤードバーズで、こんなんブルーズちゃうしおもんないわ、と脱退し、正統派(?)ホワイト・ブルーズのメイオール先生のもとで、もうとにかく好き放題ブルーズ弾きまくる、若き日のクラプトン。みたいなね。いやほんと、なんともアグレッシヴです。やっぱりこうでないとねぇ。超名盤。