野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

山ザル娘の活躍

無事にハノーファーに到着し、そこから車で1時間弱ほどのところにある、ブラウンシュヴァイクという街へ。
さて関空からフランクフルトまでの機中、約12時間もあるので軽めの本が一冊読める。今回は、最近映画化されて話題の「図書館戦争」を読んでみた。


まーなんというか、「んなアホな」と言いたくなる荒唐無稽な設定。書物の検閲をする「メディア良化委員会」と資料収集・提供の自由と利用者の秘密を守る図書館、それぞれが武装組織をもち、各所で抗争が起こる。というような。いや、「んなアホな」という話であってほしいですけどね。
アホな話だが、かなり面白い。読みながら吹いたこと数回。このキャラクター造形がもう、いかにも有川さんっぽくて良いですな。しかし映画では堂上班長、岡田くんってちょっとカッコよすぎないか。もっとコワモテのチビをあてるべきだと思うのだけど、まあ映画と原作は別物、と割り切るべきなんでしょね。