無事にハノーファーに到着し、そこから車で1時間弱ほどのところにある、ブラウンシュヴァイクという街へ。
さて関空からフランクフルトまでの機中、約12時間もあるので軽めの本が一冊読める。今回は、最近映画化されて話題の「図書館戦争」を読んでみた。
- 作者: 有川浩,徒花スクモ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 文庫
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まーなんというか、「んなアホな」と言いたくなる荒唐無稽な設定。書物の検閲をする「メディア良化委員会」と資料収集・提供の自由と利用者の秘密を守る図書館、それぞれが武装組織をもち、各所で抗争が起こる。というような。いや、「んなアホな」という話であってほしいですけどね。
アホな話だが、かなり面白い。読みながら吹いたこと数回。このキャラクター造形がもう、いかにも有川さんっぽくて良いですな。しかし映画では堂上班長、岡田くんってちょっとカッコよすぎないか。もっとコワモテのチビをあてるべきだと思うのだけど、まあ映画と原作は別物、と割り切るべきなんでしょね。