野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

カイユボットって何だ?

佐川美術館で平山郁夫展をやっている。会期は12月1日までだが、今月の後半は何かと忙しくなりそうなので、特にこれといって予定の入っていない、この3連休の最終日にぴっと行ってみることにした。
名神高速も特に渋滞などなく順調で、大阪を出た時には曇天だったのが、守山あたりまで来た時にはきっちり快晴になっていた。
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なかなかええ感じである。
というわけで、常設展示にもあるのだけど、企画展の「平山郁夫展 ― 絲綢之路・悠久の旅路 ―」。
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中国からシルクロードをたどって西アジアあたりまで行く道々の画、というような趣向なわけだけど。全体的に、中国ではなんとなく黄色っぽかったようなトーンが、アフガニスタンとかトルコあたりまで来ると青くなっているような気がする。もちろん中には、ラクダの隊商が砂漠を行く三部作(名前忘れた)で、赤い夕方、夜の青、朝は黄色、なんてのもあったりするわけだけど。わたくしはペン画に水彩のトーンが好みですな。
あと仏像も展示してあって、やっぱり中国もインドもアフガニスタンも、みんな顔が違いますな。ヨーロッパに近づくほど、彫りが深くなる。面白いもんです。
そんな感じでけっこう堪能した。観終わってからは、もともと館内のレストランで昼食にするつもりだったのだけどあんまりお腹も空いてなかったのでとりあえず帰ることにして、途中、栗東IC手前の道の駅「アグリの郷栗東」で名物(と言われている)「割木の巻き寿司」というやつを食べてみた。しっかりめの甘辛い味付けでたいたぶっといゴボウと卵焼きが入った具沢山の巻き寿司である。まあ酒のアテですなこりゃ。と言いながら外で食べていると雨が降ってきた。そのまま撤収、高速で残りガソリンの心配をしながらなんとか大阪まで帰り着いたというような次第である。

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