野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

カプサイシンとプーシキン

日曜日に三宮で映画を観たあとの昼食は、センタープラザの地下にある「金蘭」という中華屋で麻婆豆腐ランチだ。
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いま食べログで確認したら3.58って、けっこう評価高いな。いや、美味しゅうございましたよ。うん、まあまあかな。なぜか鶏の唐揚げがついてくる。実は担々麺と炒飯のセットも良さげだったけどやはりここは麻婆だなと。
と、汗をだらだら流しながら神戸市立博物館へ。「プーシキン美術館展」を観に行ったのですな。
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予想通り人は多かったけど、ストレスを感じるほどではなくて良かった。古典派、ロマン派から自然派、印象派、そしてフォーヴィズムキュービズム、エコール・ド・パリまでずらーっと時系列に並んでいる。うーむやはりこの、古典派とか自然派あたりって、あんまり興味を持てないなあ。印象派もそんなに。やっぱりわたくしは20世紀モノのほうが好きですわ。こうやって並べてみると、今まであんまり何とも思わなかったけど、ゴーギャンってけっこう好きかも。「エイアハ・オヒバ(働くなかれ)」っていう作品が気に入ったので、本日の一枚としてポストカードを購入。なんといってもタイトルが良い。一枚だけあったシャガールとどっちにしようかと思ったけど、たまにはこんなのも。
こうやって画の傾向が変遷して行く様子を観ていると、なんだかゴーギャンの画がフラットデザインぽく見えてきた。ま一番フラットデザインっぽいのはマティスだけども。
というわけでプーシキン美術館展、「ま、こんなもんかな」という微妙な感想。ああなんて罰当たりな。