野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

やっぱり今でも化粧するんだろうか

いずれ入手しようと思いながらもなかなか機会がない、そんなCDというのが結構ある。
こういうのは何かの折にまとめ買い、てなことになりがちだ。先日クラプトン翁の若き日のあやまち、じゃなかった1stソロアルバムをHMVオンラインで買った時、ついでに長年の懸案となっていたヴィサージのアルバム"Visage"をめでたく購入の運びとなった。

Visage

Visage

いやぁ、たまりまへんなこりゃ。いわゆるニューロマンティックってやつですよご主人。いままでスティーヴ・ストレンジがヴォーカルだと思ってたけど、こりゃどっから聴いてもミッジ・ユーロだな。
"Moon over Moscow"なんて、モロにYMOだとかテクノポップの名曲だとか色々言われているが、まあやはりそれだけ有名なわけね。今回ちゃんと聴いてみると、まぁ実にこのなんと言いますか、テクノポップだと言われりゃまさにそんな感じで、でもずいぶんとキッチュな感じに仕上がっているなぁ、と。いやね、好きなんですよこういうの。
彼らは、80年代の終わりとともにいずこかへ去って行ったとずっと思っていたのだが、昨年になっていきなり新譜がでてきてちょっとびっくり。音は昔のそのまんま。えらいもんですなぁまったく。