野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

三つ子の魂百まで

ちょっと朝寝して8時半ぐらいに起き出して、うーん朝飯前に走りに行こうかどうしようか… とぐだぐだしているうちに雨が降り始めた。
あれまあ、だめだこりゃ。ととりあえず午前中はだらだらと「進撃の巨人」の残りを読み、やっと13巻まで完了。

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)

この辺まで来ると、ちょっと画が見やすくなった気がする。だいぶキャラクターの見分けもつくようになってきたし。しかしどいつもこいつも巨人化て。収拾つきまへんがな。
ところで、エレンが巨人になるには、自分の手を齧る、という設定になっている。それで思い出したのだが「帰ってきたウルトラマン」、通称「新マン」ではウルトラマンに変身するためのポーズとか特殊なギア(例えば「ウルトラアイ」のような)とかそういうものは無い。ピンチに陥った時、自動的に変身する、ということになっている。つまり自分の意思では変身できないわけだ。こんな重要な判断・意思決定に関わる自律性を与えられておらず、周囲の環境に流されて行動せざるを得ないヒーローというのはいかがなものか。リスクマネジメントの観点から言っても、リスクが顕在化する前に変身して、適切な処理によってリスク要因を取り除き、予めピンチに陥らないようにするのが望ましい。その方が変身後のアクティビティに要するコストも低く抑えられるはずなのだが。
わたくしが先送り体質の愚図であるのには、幼少時にこの「帰ってきたウルトラマン」を観て育ったことが強く影響しているに違いない。
子育て中の親御さん方におかれては、お子様方に見せるテレビ番組については十分に注意を払っていただきたいと思う次第である。