野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ルツェルンからバーゼル、そしてチューリヒへ

朝一番でバーゼルへ移動。
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で用事が済んだら直ちにチューリヒへ。
今までバーゼルには何度か行っているのだけど、いつも日帰りとか用事が済んだらそそくさと帰るとかそんな感じで。バーゼルには美術館やら博物館やら、さらには動物園まであるというのに、市内を探索したことがないのだ。
今回も帰りのフライトがチューリヒ発だからチューリヒ空港近くのホテルに泊ったわけだが、でもよく考えてみたら、別にバーゼルにだって国際空港はあるんだからそのままバーゼルに泊ってもよかったんだった。惜しい事をした。
さて夕方にチューリヒへ戻ってきて、その気になれば市街地まで行っても良かったのだけど、ちょっとそれだけのパワーが残っていなかったので、同行していたDさんとホテル近辺を散策し、駅前のスーパーで買い物をした。海外へ行ったら、できるだけ地元のスーパーとか市場を見て回るようにしている。これが結構面白いのだな。今回のスイスワインは赤と白を一本ずつ、合計2本だけ買うことにした。
さてホテルに戻り、Dさんと協議の結果、まあスイス出張の最終日の夜だし、ホテルに入っているリストランテで打ち上げでも、ということになった。
とりあえず泡でも飲みますか、てんでスパークリングワインをグラスでくれたまえ、と注文したら店のおねいさんが、当店にはスパークリングワインは置いてございませんの、などと言う。これは異な事を、しかし無い物は仕方がない、白でも飲んで誤魔化すか、などと思っていると、プロセッコならありますけど、と。えーと、それでいいんですよ、スプマンテ、英語で言うとスパークリングワインね。とにかくそれを持ってきてちょうだい。
なんだかワケわかりませんな、とDさんと言いあっているとおねいさんがグラスに入ったスパークリングワインを二つ運んできた。そして我々のテーブルに到着したところで、それらをすべてぶちまけた。あんた何やってんの一体?
かわりのスパークリングワインが運ばれてきて、とりあえず乾杯、となったわけだが、もうおかしくてたまらない。とんだアトラクション付きだ。
メニューを吟味して、スターターにウイキョウのタリアテッレ、メインに仔牛のステーキを注文した。ひとことで言うといずれも大変に美味であるが、かなり塩味が効いている。まあ酒飲み仕様ですな。パスタはスターター用の少なめサイズを注文したのだが、これ十分多いぜあんた。
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まあ何だかんだ言いながら食べましたけど。
そしてメインのステーキも完食してしまいましたけど。
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もうお腹ぱんぱんですわ。
ドルチェなんぞ入るわけがない。でもエスプレッソの話をしていたらなんだか飲みたくなってきたので、エスプレッソだけは飲むことにした。
あーそうそう、ワインはGioia del Colle Primitivoてえやつを。
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写真がボケてるんでリンクを貼っとく。

Azienda Agricola Plantamura: PRIMITIVO GIOIA DEL COLLE D.O.C. da agricoltura biologica Etichetta Nera
これがねえ、わたくし好みのチャラい感じでそりゃもう結構でございまして。
そんな感じで、出張の全日程を機嫌良く終了することができましたのでございます。