キース・ジャレットとチャーリー・ヘイデンによる名盤"Jasmine"を入手したのは、やっと今年に入ってからのこと。
なるほどこれは良いではないですか、と折にふれ聴き込んでいるうち、この7月にチャーリー・ヘイデンの訃報が飛び込んできた。何てことだ、と思いながらタワーレコードに立ち寄ったある日、なんとキース・ジャレットとチャーリー・ヘイデンの新作"Last Dance"が店頭に並んでいた。新作のリリースから程なくしてこの世を去った、ということであるらしい。そう考えると、この"Last Dance"というタイトルがまた、なんとも言えないではないですか。
- アーティスト: Keith Jarrett,Charlie Ha
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2014/06/17
- メディア: CD
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いやあ、良いですなあ。前作"Jasmine"と同じ路線で、あの気難しいじーさんがどうして、と言いたくなるほどに、どこまでも美しくリリカルな音だ。前と同じでつまらん、とおっしゃる向きもあろうが、それでもなおこれは、聴いていて心地よい。時おり耳障りなうめき声が聴こえてきて、それでちょうど良いくらいなのかも知れない。
それにしてもなぜ、前作と同じ曲"Where can I go without you"をやっているのだろう。いや、この曲好きなので別に良いのだけど。
というわけで改めまして、
RIP, Charlie Haden.