野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Whose Muddy Shoes

今回泊まったホテルは海岸沿いにあり、レストランからは海岸線からの日の出が見える。そしてまたすぐそばにビーチがある。まことに結構なロケーションである。
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この海岸沿いの舗道は走るのになかなか良さそう(というか実際に走っている人が多い)なので、7時前ぐらいから走ってみることにした。夜明けが8時ごろなので、帰ってくる頃にエエ感じになるんではないかと期待したわけですな。
で外へ出てみると、まだ真っ暗なのはまあ当然なのだけど、どうも夜中のうちに雨が降ったようだ。ちと不安を覚えたが、とりあえず行ってみることにした。1kmも走らないうちに、巨大で深い水たまりのど真ん中を、じゃばじゃばと突っ切ってしまった。街灯もほとんどないような暗いところだったので、水たまりになっていることに気づかなかったのだ。当然ながら足はびちゃびちゃで気持ち悪く、それだけで心が折れそうになったが、とにかく無視して走った。その後も数箇所で水たまり足を突っ込みながらも、なんとか8kmほど走って帰ってきたのだが、生憎の天気で日の出など見ることはできず、がっかり。
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その後、シャワーを浴びて身じたくをし、ホテルを出ようとしたところで本格的な雨が降り出した。まあ走っている最中にこの雨に遭わなかっただけでもよしとしよう。
ちなみに夜はまた十数名で旧市街のバルへ。
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タパスというよりは、おまかせで次から次へといろんな料理が出てくる。おおこれまたなかなかうまいやんけ、と前半はかなり良い感じだったのだが、なぜか最後の方に2品ほど、変に甘いピーナツバターみたいな味付けの、ちょっと謎な料理がでてきた。うーむ残念。残念といえば、せっかくバレンシアに近いアリカンテに来ているのに、けっきょく一度もパエリアを食べていないのだ。数名だけで行動できれば、適当なバルに入ってパエリアを食べることもできたのだが、今回はとにかくずっと大人数で行動していたから。まあ致し方ありますまい。パエリアは帰国後に食べるとしましょう。