野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

大丈夫かアメリカ合衆国

言葉は生き物である、てなことをよく言いますな。
長い時間の中で、使われなくなり忘れ去られていく言葉もあれば、日々新しく作り出され、生まれてくる言葉もある。特に、社会がダイナミックに動いている、例えばアメリカ合衆国で使われている米語なんかでは、次から次へと新しい言葉が登場する。
もちろん我々が中学や高校の授業で習うはずの無いそんな言葉を、米国在住の映画評論家である町山智浩氏が取り上げて辛口コラムに仕上げたのが、「教科書に載ってないUSA語録」である。
教科書に載ってないUSA語録 (文春文庫)
 
まったく、アメリカって病んでるな、と思う。なんだかちょっとびっくりするようなアホな連中が幅をきかせているようだ。町山氏ちょっとオバマに肩入れしすぎちゃうんか、というふうに読めなくもないのだが、いや実際のところ本当にトンデモなやつらがうようよしているわけで、それに比べれば、オバマのやろうとしていることや言ってることが相当マトモに見えるんだから仕方がない。
それにしてもブッシュ・ジュニアって、漢字の読めない某内閣総理大臣と同じぐらいにネタにされていたけど、ペイリンってそれ以上にネタの宝庫だったのな。いやぁ参った。