当たり前だけど、けっこう色々と細かいところが原作と違う。御子柴が少年院で初めてベートーヴェンのピアノソナタ23番を聴いた時、なんてのを原作で読んだ時、こんなのどうやって映像化するんだと思ったものだが、その辺はまああっさりしたもんで。その他の少年院での話も、本当はもうちょいあれこれあるんだけどもばっさり切ってるし。
それでも大まかなストーリーはそんなに原作と変えてないのに、細かいところをドラマ化の都合か何か知らんけどちょこちょこと変えたら、なんだか伝わってくるメッセージがガラッと変わってしまった気がする。いや、どこがどう、とうまくは言えないのだけど。そんなこんなで、先に原作を読んどいて良かったなーと思った。
「悪貨」も「血の轍」もまだ観てないんだよな。忙しいこっちゃでホンマ。