野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

いずれにしても揚げ物は控えたほうが…

朝日新聞の夕刊を読んでいて、「ポテそば」が話題騒然、という記事を見つけた。そばのトッピングにフライドポテト、なのだそうだ。
なんでも、十三の阪急そばで今年に入ってから出てきたメニューであるらしい。
http://gigazine.net/news/20150206-hankyu-potesoba/
わたくし天ぷらそばとかかき揚げそばは大好きである。立ち食いそば屋では、これらかあるいはたぬきのいずれかしか食べない。しかしこれはどうなのだ。まず、コロッケそばというものに対してわたくしは、断固としてこれを否定する立場を取っている。カレーうどんのトッピングとしてのコロッケは可である。いやむしろ、愛好していると言っても差し支えない。しかしこれは、カレーというスティッキーなソースであるからこそ成り立つトッピングなのである。これを普通のそばの汁なんかに放り込んだりなんかしたらあーた、もうぐずぐすで、コロッケの原型をとどめておらず、それはもうコロッケに対する冒瀆であり神をも恐れぬ所業、としか思えないわけですよ。ちなみに、カレーうどんではなくカレーそばなるものの是非というのもまた、長年にわたり激しい論争を巻き起こしてきたビッグイシューではあるのだが、その件について深入りすると話が終わらなくなるので、本論考のスコープ外としたい。
さて本題に戻って、フライドポテト。うーむどうなんだ。材料にポテトを使い、油で揚げているという共通点はある。やはりポイントは、崩れるかどうか、かな。もし、崩れずに、ちょっとふやけるぐらい、というのならば。アリ、かもしれない。いや、どんな味になるのか、想像できそうでできない。
とりあえずこのメニューの是非については保留としたい。まずは現物を食べてみること、話はそれからだ。