野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

お盆のよしなしごと

以前にも書いたのだが、どうも田舎というのは時間の流れ方がおかしいというか異様に物事の生産性が低いというか、要は大した用事もしてない割には時間ばかりが過ぎていくように感じる。

13日の午後に帰ってきた今回も、14日は墓参りへ行って、親類関係を数軒回り、電気屋でLED照明器具を買ってきて交換して、銭湯へ行ったらほぼそれで1日終わりだ。あとは夕方にいただき物の鯛を台無しにし、おビールをしこたま飲んで終了と。
しかしここ数日、朝晩が急に涼しくなってありがたいことである。15日の朝は少しばかり早起きして、ちょいと近所を走ってきた。あまり時間がなかったので7kmほどで切り上げたが、なかなか快適である。シャワーを浴びたかったが、父親が風呂場を物置にしてしまっており使えない。なかなか不快である。そうこうするうちに朝食後は庭の植栽を剪定することになった。いや剪定などという生易しいものではない。今まで放置していて伸び放題となっている木蓮の樹の枝が、家の敷地外に張り出し、道路標識を隠してしまいかねない勢いとなっている。この樹のある高さより上の枝をノコギリで斬り落とす。もちろんえげつない量のゴミ(斬り落とした枝)が出るのを、細かくバラす。素手でやったら怪我をした。剪定の出来栄えについては、まあ自分で言うのも何だが、なかなかに悲惨なものとなった。ひとことで言えば不細工な仕上がりだ。見ているだけで気が滅入ってくるが、これはまあ時間が解決してくれるであろう。そもそもわたくしはふだん目にすることはないわけだし(←人でなし?)。
そんなわけで朝のランニング以上に汗だくになったところで昼メシを食べ、それから銭湯へ行ってさっぱりし、夜は高校の同窓会だってんで飲んだくれるわけだ。卒業30周年ってんだから恐れ入る。そりゃこの俺様だってメガネを3つも持たねばならんようになるわけだ。いやはや。