野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

アメリカの電話代は安いって言ってなかったっけ?

iPhone 6sも出てきたし、そろそろ機種変更を考えても良いかなーなどと思うのだけど、アメリカにいるのではどうしようもない。携帯の契約をするには社会保障番号が要る。社会保障番号を手に入れるには、ビザを取得しなければならない。しかし、いつになったらビザ取得できるのやら… 

まあ一応は11月の後半ぐらいになるだろうと予想していて、そのあたりに帰国する予定にしているのでその時に機種変更すれば良いのだけど、今後はアメリカでの使用がメインなのに、auで機種変更してどうする。でもアメリカで契約するのはなかなかしんどそう。とか色々考えることはある。
ところでau版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだったという情報がある。わたくしが日本から持ってきてWiFi専用で使っているiPhone 5sも対象のようだ。これは、と思ってちょいと試してみることにした。TARGETでAT&TプリペイドサービスであるGoPhone!のSIM(税別9.9ドル)を買ってきた。
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説明書にしたがって、 ナノSIMを入れ替えて再起動し、所定の番号をコールする。するとテキストメッセージで割り振られる電話番号とパスコードが送られてくる。でこの情報をもとに、AT&TのGoPhone!のウェブサイトへ行き、料金を支払う。最初にコールする番号により料金プランを選ぶのだけど、データ通信ができるプランで一番安いのが45ドルだった。けっこう高い。TARGETでリフィル用のカード一番安いのでいいやってんで25ドルのやつを買ってしまったけど、これじゃ役に立たんじゃないの。安物買いの銭失いってやつか。ちなみに、プリペイドだから割高なのかなと思って、普通にスマホ契約したら月々の支払い(端末代除く)ってどれくらいなの?って現地人に聞いてみたら、90ドルぐらい、とのこと。マジか!それって日本の方がよっぽど安いぞ。
とにかく一連の手順を終えると、無事にAT&TiPhoneが出来上がった。
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確かにキャリアがKDDIからAT&Tに変わっている。すげー。
これで晴れてアメリカの電話番号を手に入れることができた。アメリカで暮らしていると、やたらいろんなところで電話番号を要求される。回転寿司の持ち帰りとかライブハウスの予約とかクリーニング屋とか。そんな時に+81で始まる番号を言って嫌がられたりそもそも入力できなかったりするので難儀していたのだが、ひとつ解決したわけだ。
6sについてはSIMロックフリーの端末を買って、と思っていたけど、なんかもうとりあえずしばらくはこれでもいいかなー、という気もしている。
ちなみに、もとのauのSIMを抜いているので、今は電話もキャリアメールもつながらない。試しに電話してみたら留守番電話になっていた。SIMを挿し直したら一気に「迷惑メールおまかせ規制レポート」と「auプレミアムショップからのお知らせ」がどばっと流れてくるんだろうなと思うと、ちょっと憂鬱だ。
端末を買い換えるかどうかについては、ちょっと考えときます。それより今月末の中国出張と12月のドイツ出張をどうするかが問題かな。