なるほど、ということで三浦しをんの「天上の飲み物」てえやつを読んでみた。
- 作者: 三浦しをん
- 発売日: 2015/07/09
- メディア: Kindle版
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そういえば吸血鬼って死なないんだったか。何百年と生きていると、あらゆることに倦んで退屈しながらも煩悩は消えない。一方で環境に適応してきて日光やニンニクも平気になり、生き血以外のものも食べられるようになる。特に最近は甲州産の赤ワインがお気に入りだ。なんてちょっとふざけた設定で、でも不死であることの哀しみ、みたいなもので香りづけした、まあ気楽に読める一品だ。
たまにはこんなのも良いかもね。