読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ジャケットにヤられて36年

Yelloの"Solid Pleasure"というアルバムがリリースされたのは1980年代の初頭だった。当時中学生だったわたくしは、彼らについて何ひとつ知らなかったが、雑誌か何かで見かけたこのアルバムの、異様なジャケットに激しく心惹かれたものだ。しかし、ずっと気になりながらもこのアルバムを聴いたことはなかった。大学に入ってからは、休みの日によく三宮のMr. Jacketという輸入レコード(CDではない)ショップへ行ってはあれこれ物色していたものだが、このアルバムを目の前にしては、うーむどうしたものかと迷うこともあった。けっこう値段高めだったのだ。やがて音楽はCDで聴くものになり、またリアル店舗よりもAmazonで買うことが多くなった21世紀に至っても、まだ迷っていた。iTunes Storeでも売られているので、もちろん試聴もできた。だがなぜか購入に踏み切れなかった。
それがついに、発売より36年の時を経た今、ついにCDを購入した。Amazonでけっこう安くなっていたので。

Solid Pleasure (Dig)

Solid Pleasure (Dig)

すでに試聴はしていたから、だいたいどんな感じかはわかっていたし、過大な期待を抱いていたわけではない。特段の驚きや感動は無いが、失望したわけでもない。
テイスト的にはキャバレー・ヴォルテールが近いかも。試聴した時の印象からは、もっとファンキーでエレクトロニカ寄りな感じを想像していたが、エレクトロニックでありながら意外とレイドバックな部分もあったりする。ちょっとばかしブルージーなテイストも。その辺りはややピンクフロイド的な雰囲気もある。なかなか味わい深いのでございます。